国分は私にこう言った・・・
国分) 星野さなえさん、この度は本当に申し訳ありませんでした。
向かい合わせじゃ、この頃コロナで立ってるこの衝立が邪魔で・・・それに人に聞かれちゃ、お互い困るやろ・・・。
先に名刺を返しとくね、お互い電話番号も名前も、身体の方も知り合ってるんだから・・・おっと失礼・・・悪気は
無いんや、ただホンマに許して欲しいんや、この通り・・・。
そう言って頭を下げています。
私も良い大人だし、魔が刺した言うので有れば責めるつもりは無かったのです。
けれど、言葉の端に少し意味深な事言っている事に私は不審を抱けずにいたんです。
さなえ) ああ・・・本当に、良いんです・・・私も気にしてませんから・・・
これで終わりという事で・・・良いです・・・。
何か頼みましょう・・・ランチにしますか?
国分) それじゃあ、お昼にしましょう。
二人は日替りを注文して、暫くすると店員が運んできました。
食事も進み、私は想いを伝えてしまったのです。
さなえ) 国分さん・・・本当に痴漢初めてなんですか・・・、あのですね・・・・私、実は小説を書いてるんです。
そこで、国分さん・・・取材をお願いしたいんです。
ご迷惑なら、諦めますが・・・なかなか、あなたの様な方のお話をお聞きするなんて無いんです。
行き詰まった小説の題材なんです。
出来たら・・・その・・・体験も・・・、いえご迷惑は掛けません・・・安全な場所で、イメージので良いんです。
(やっぱり、変に思われたかな・・・)
国分の反応は・・・・
国分) そうですか・・・、ご迷惑掛けたし、俺で良かったら取材に付き合うよ・・・、けど俺の望みも言ってもええか?
実際、俺は初めてじゃ無いさ・・・、それに痴漢でも無い・・・それを受け入れてもろたら文句なしや・・・。
実は、俺・・・レイパーやねん・・・、嫌やったらええねんで・・・これ迄って事で・・・。
(こりゃ、予想と違って楽勝みたいや・・・、俺がストーカーでレイパーと思ってもい無いみたいやなあ・・・)
とんでもないマッチングがされてしまいます。
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