「・・・・ダメよ・・・」
見ると、男のピストンに大声で喘ぎながら、真希さんが私を見ていた。
男のピストンに揺られながら、快楽に潤んだ目を切なそうに歪めながら私に向けている。
「ダメよ・・・あっ・・あぁっ、あぁっ・・・ダメ・・・触りたいなら・・・あぁっ、ちゃんとしないと・・・」
触りたい・・・・真希さんの言葉に、そう思った。
もっと気持ちよくなりたい・・・・そう思ったのは、上手に動かない自分の指のせいもあったかもしれない。
けれど私は、もどかしくて切なくて、たまらない気分のまま、指を離したくないと思っていた。
けれど、どうすれば・・・何をすればいいか分からなくて固まっている私に 真希さんが手を伸ばしてきた。
白い指が、熱くなった私の顔に触れた。
その手が何度か頬を撫で、頭に添えられると 私はさっきの事を思い出した。
さっきと同じように真希さんの手が私の頭を導いていく。
私は今からキスをする・・・そう理解しながら、男に近づいていった。
「ほら・・あぁっ、あっ・・・お願いしなさい、あぁっ、あっ・・・触りたいんでしょ?・・・なら、あぁっ、あっ・・・なら、ちゃんとお願いして、キスさせてもらわないとダメよ・・・あぁっ、あぁっ、あっ・・・・」
私は、触りたくて仕方がない気持ちで男の顔を見上げた。
自分の欲望への抵抗など、想像すらできなかった。
「・・・・お願い・・・です・・・・キスさせてください・・・・お願い・・・触りたいです・・・・お願い・・・・」
真希さんの手が、ゆっくりと私の頭を押した。
私は男の目を見つめながら、ゆっくりとその腕に唇で触れた。
唇で触れたまま、舌先でチロチロと舐めていると、真希さんの手が私の頭を誘導していった。
「良い子ね・・・あぁっ、あぁっ・・・そうよ、あぁっ・・・・あぁっ、触りたいなら・・・いっぱいキスするの・・・ちゃんと舐めるのよ・・・あぁっ、あぁっ、あっ、あぁっ、、、、」
私は言われるまま男の肩を舐めた。
汗の雫を舐めとり、舌先をチロチロと動かしながら その胸に・・・男の乳首にキスを繰り返した。
そしてようやく、触れることを許してもらった。
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