(・・・・・すごい・・・・・・すごく大きくて・・・すごく太くて・・・・・)
一定のリズムで揺れる赤黒い肉の塊を見つめながら、まるで催眠術にでもかけられてしまったかのように、ぼおっと熱くなった頭でそんな事を考えていた。
サイズが何を意味するのか想像もできない。
なのに、何故だか興奮していた。
(・・・こうゆう事なのかもしれない・・・)
そんな思いが、心の中にふつふつと湧き上がっていった。
それは泉の水のように湧き続け、私の心を満たしていった。
(・・・そうなのかもしれない・・・いや、きっとそうなんだ・・・)
それは本能としか表現しようがなかった。
何の知識も、経験もない・・・なのに、私は確信していた。
(・・・私は、『女』なんだ・・・)
男の手の動きに合わせてユラユラと揺れる、太くて長い『男』の象徴。
その先に滲んでいた透明の液体は、ゆっくりと大きくなっていった。
滴と呼べるほど大きくなった液体が、先に張り付いて揺られていた。
今にも溢れ落ちてしまいそうに見えた。
それを見ながら、私は無意識のまま、小さく舌を伸ばしていた。
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