「・・・ほら・・・行くよ」
由美は興奮した顔で、三浦の手に引かれながら駐車場を歩いた。
ジャケットは脱がされ、ブラウスのボタンは全て外されていた。
汗ばんだせいで、また由美はオスの匂いに包まれていた。
三浦の手が扉を開くと、入店を知らせるチャイムが響いた。
何列も並ぶ棚のせいで、客の姿は見えなかった。
そのまま店内を、手を引かれて歩いていった。
アダルトビデオの並ぶ棚の前に、男が立っていた。
チェックの柄のシャツにハーフパンツを着た、由美よりも10歳は年上だろう男だった。
男は由美を見ると、驚いてすぐに顔を背けた。
けれどもちろん、すぐに横目で由美を見る。
由美は興奮にぼおっとした頭で、男の横顔を見ていた。
中年男の視線がハイヒールからストッキングに、汚れたスカートに、、、ジワジワと這い上がっていくのを感じていた。
視線が、ボタンを外され前が開かれたブラウスからFカップの乳房を包む白いブラに、、、そして、精液まみれにされた顔に上がってくる頃には、もう男から遠慮が消えていた。
また手を引かれて店内を歩く。
雑誌のコーナーに居た2人も、まったく同じ反応をした。
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