神楽の方は未だ屈辱に苛まれていた。
余りの一方的な責めに我を忘れて逝かされてしまった事に、プライドを傷つけられていたのです。
元々、自分が誘った様なもの、その輩に良い様にあしらわれてしまった・・・。
セックスの後の余韻より、ベットに顔を埋めながら草刈りを見つめていた。
決して憎悪ではない・・・、それは野獣が飼い慣らされる瞬間・・・。
未だにその事に気づかない神楽は、戸惑うばかり・・・。
今の主人は高円寺と国分、言いつけ通りの行動だった。
しかし、これでは報告ができる訳がない、躾の怖さを知っている身体はキュンとする。
少しでも草刈の素性を調べられないと・・・。
完全に草刈に翻弄されていた。
高円寺達に既に知られているとは思わず・・・。
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