私はどうにか正気を保っていた。
夫との思い出が強く残るあのドアを入ってしまうとどうなるか想像もできない・・・。
まだ、あれからそんなに日も経たないうちに・・・・・。
この屋敷を守ると決めたのに・・・。
なんだか、涙が流れてくる・・・、人目を気にして 涙を見せなかったけれど、男女の営みを感じ
一人になってしまった運命を恨んでしまう・・・。
草刈に少しでも好意を持ち掛けた自分を馬鹿だと思いました。
所詮、事故で夫を奪った男・・・、きっと夫の財産を狙っているに違いないと思いました。
この様子も高円寺と国分は見ていた。
徳蔵) 国分さん、奥様はきっと草刈様を良くは思っていない様です。
通夜の時を思い出します・・・、しかし私達はこの状況を導かないといけません。
草刈様はきっとやってのけると確信しています。
シンジ) 高円寺さん、私達の目を信じましょう・・・。
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