みさと) はい、草刈様・・・どうされました?
たくみ) あれ?ご挨拶だなぁ・・・、さっきは電話欲しそうな感じだったけど?・・・思い過ごしかな?
良かったらさあ・・・晩酌付き合ってよ・・・さっきの話の続き・・・ねえ・・・。
みさと) 判りました、暫くお待ち下さい・・・準備してお持ち致します・・・では・・・
部屋を案内している時とは違って、よそよそしい・・・。
何かありそうだと僕は察する。
逆にみさとの対応は、僕への配慮だと思っていた。
そう言えば、ここの使用人同士はPHSではなくインカムを使っていた事を思い出す。
もしかすると、情報を共有している?そう考えると合点がいく・・・。
僕は電話を切って待つ事にした。
暫くして、みさとは部屋を訪れた。
僕はワゴンを押す、みさとを招き入れると、インカムをしていない事に気づく・・・。
みさと) 草刈様、お待たせしました・・・てね、気付いたかと思うけどPHSからはみんな筒抜け・・・
しかも、インカムはみんなで共有してるから塩対応でごめんなさい・・・。
お姉さんに何か用かな?・・・
たくみ)それはそれは・・・、今からは僕のお相手して頂けると言う事で・・・、狭い部屋ですが・・・どうぞ。
みさと) それじゃあ、お邪魔しようかな・・・今からメイドでなく1人のレディだよ・・・。
みさとは部屋に入って後ろ手に鍵とチェーンを掛けた。
どうも本気になってるらしい・・・、その方が僕としても話が早い・・・。
元々使用人の使っている部屋と言うことで、2人で話すと言ってもベットに腰掛ける事になる。
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