叔母:寿子⑩
翌朝。
何やら 凄く気持ちいい。
辺りは ようやく白んできた。
が、時計を見る余裕はなかった。
少しづつ覚める意識の中で この気持ち良さを探ろうと辺りを見渡した。
見渡しながら 意識は一点に集中した。
〔チンチン、チンチンだ〕
俺の股間で 髪の毛が揺れている。
〔叔母さん、しゃぶってくれてる〕
俺は 叔母さんの髪を そっと撫でた。
『起きた?、健ちゃん?』
『健ちゃん 凄いのね?』
『一昨日から あんなに出してるのに また こんなになって‥』
『健ちゃんに朝立ち見せつけられちゃって 叔母さん つい‥』
「見せつけてなんて‥」
「いつも こうだし‥」
『じゃあ何?、姉さん いつも コレ見ながら起こしてるの? 健ちゃんの事』
「コレみながらって‥」
「だいたい 布団かけてたでしょ?」
『そ、そうね 布団かけてるわね?』
『びっくりしたぁ』
叔母さんの手は 休む事なく チンチンをしごいている。
「あのさ、掛かってたでしょ?、今だって」
『まぁね‥』
『良いじゃない そんな事 どっちでも』
『頂戴、コレ』
『良いでしょ?』
言い終わる前に 叔母さんは俺を跨いだ。
そして 根元に手を添えて導くと ゆっくりと腰を下ろした。
叔母さんの中に呑みこまれてゆく。
叔母さんのアソコが潤っているのが チンチン越しでも分かった。
スカートを捲りあげ うんこ座りになった叔母さん。ゆっくりと出入りするチンチン。
『見える?健ちゃん』
『健ちゃんの おチンポが 叔母さんの中に隠れるとこ 見える?』
「見えるよ」
「俺のチンポが 叔母さんのオマンコに食べられてる」
『やぁらしい オマンコだなんて‥』
『健ちゃんが そんな事言っちゃダメ、オマンコなんて‥』
「じゃぁ、何て言えば良いの?」
『知らないッ、そんな‥』
『‥こ と‥』
叔母さん言葉が 途切れ途切れに聞こえた
『だって‥』
『だって美味しいんだもの‥』
『け‥』
『健ちゃんの お‥』
『‥チンポ』
『もっと叔母さんにちょ‥』
『‥うだい』
「こぅお?」
俺は 腰を浮かせる様にしてみた
『そ‥』
『そう‥』
『でもダメ‥』
『じっとしてて 健ちゃん』
『叔母さんに‥』
『叔母さんに させて ね?』
叔母さんは 深く腰を沈めると ピタッととまって ゆっくりと腰をくねらせている。
『ここよ‥』
『わかる?、わかる健ちゃん?』
『ここが一番奥』
『奥の入り口‥』
『ガンガン ガンガン 突くだけじゃダメ』
『奥に当てたまま ゆっくり擦るの』
『・・・・・』
『オッパイも乳首も クリちゃんだって そうよ、荒々しく勢いだけじゃダメ』
『優しく優しく‥、愛おしむ様に‥、触るか触らないかで‥、分かる?健ちゃん?』
『どこでも そう‥』
『女性の身体は 優しく愛おしむ様に‥』
『・・・・・』
『じっとしてて‥』
『そこ‥』
『そう そこ』
『嫌ぁぁ』
叔母さんは 飛び跳ねる様に チンポを抜いてしまい、ハァハァと大きく肩で息をしている。
『危なかったぁ』
と、ぽつりと言った
「何が?」
「何が 危なかったの?」
『ん?』
『お漏らし しそうになっちゃったの叔母さん、健ちゃんの上で‥』
「お漏らし って?」
『フフ、それは その内 分かるわ 健ちゃんにも‥』
『こんな 覚えたてのチンチンに ここまで されちゃうなんて‥』
『連れて帰りたいわ この おチンポ』
そう チンポにキスをしたかと思うと また 叔母さんは 俺を跨いだ。
俺は 叔母さんの胸に手を忍ばせた。
優しく優しく‥、触るか触らないかで‥。
今 習った事を真似てみた。
『もっと!』
『強く、強くして』
叔母さんが 服の上から俺の手を押さえて そう言っている。
俺は 指先で つねった。
『いい』
『いいの 健ちゃん』
今度は 爪をたててみた
『ぁぁ いい』
『ひびく、ひびくの健ちゃん』
『オマンコにひびくのぉぉ』
俺は より強く 爪をたてた
爪をたてたまま 捻った
『嫌ぁぁ』
『それ』
『それ いい』
『突いてッ』
『突いて 健ちゃん』
『突きあげてぇぇ』
俺は 夢中で突き上げた
『いって』
『いって 健ちゃん』
『叔母さんと、叔母さんと一緒に いって』
『オマンコの中に 出してぇぇ』
叔母さんは ガクガクと身体を震わせて 俺に倒れ込んできた。
首を傾げて倒れ込み 唇を重ねては舌をねじ込み 舌を絡ませては ビクンビクンと跳ねている叔母さん。
俺は 力のかぎり 叔母さんを抱きしめた。
どの位の時間 叔母さんと抱き合っていただろう、台所では 誰かの足音がする。
『姉さんかしら?』
『こんなトコ見られたら大変ね?』
『まだ 繋がったまんまだし‥』
叔母さんが 悪戯っぽく笑って 離れた。
『ケン、あんた 寿子 送ってって』
『東京駅まで 荷物もってってあげな』
『分かった?』
母は 相変わらずの口調。
『え?、健ちゃん 送ってくれるの?』
『嬉しいなぁ叔母さん』
と、いつもの様に片目を瞑ってみせて
『でも、お別れかと思うと ちょっと淋しいけど‥』と、つづけた。
淋しいのは 俺も同じだった。
が、引き止める訳にもいかない。
その位は心得てるつもりだった。
淋しさが そうさせたのか たいした会話も無いまま 東京駅についた。
ホームには 既に 緑色の車体にオレンジのラインの入った あの 湘南方面行きの電車が停まっていた。
だまって車内に乗り込んだ叔母さん。
叔母さんは 窓越しに 何かを言っている。
まるで なごり雪 の様に。
ホームにアナウンスが流れた。
慌てて 席を立った叔母さん。
俺も 慌てて 乗車口に向かった。
『七夕‥』
『七夕においで、叔母さん まってるから』
『ね?、健ちゃん』
涙を浮かべた叔母さんが 微笑いならがら そう言っていた。
叔母さんの住む街は 七夕で有名な 湘南のあの街の隣街。
高校の3年間は 毎年 七夕に行った。
そのまた隣街の 有名な神社にも 初詣と称して毎年行った。
高校の3年間は 兎に角 ノブとノブの父親 その2人の目を盗むのが大変だった。
叔母さんは 上手い事 やったもんだと あとになって つくづく関心させられた。
18になると すぐに免許を取って 中古の車を買った。その車で叔母さんを訪ねた。
そして また2人の目を盗んだ。
お付き合いをした彼女も何人かいた。
結婚もした。が、10年程で別れた。
が、叔母さんとは離れられなかった。
ノブが 高校を卒業するのを待って 叔母さんは離婚をした。
が、その半年後 叔母さんは 旧姓の簗瀬から 林になった。
俺の両親は 東北の 雪深い 山あいの町の出身、当然ながら 叔母さんもまた‥。
そこには まだ 祖父母も健在だった。
父と母と 叔母さんの 他の兄妹達も‥。
父の両親との同居、嫁姑の不仲に耐えきれず 逃げる様に都会に出てきた両親。
高校を中退して東京に出てきた叔母さん。
そして 出来ちゃって 結婚。
その身内に何か有れば 当然田舎に帰る、そこでも 俺と叔母さんは 親戚達の目を盗んだ。
再婚をし 夫と2人暮らしの 林寿子になってからも 俺達は 林さんの目も盗んだ。
叔母さんとの 衝撃的な春休みから およそ20年後、俺は 林さんのお宅に電話をかけた。
新章につづきます。
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