奥さんは「えっ…ちょっと…ヤダ…なに…」と後退りした。
俺はもう止まれなかった。
俺は奥さんを玄関の壁際に追い込んだ。
俺は「なっ?黙ってるからさ…その方がいいだろ?」と言って奥さんの背中を壁に押し付けた。
奥さんは「えっ…ちょっ…いや…いや…」と言って両手で俺を押し退けようともがいていた。
奥さんの身体からは良い香りが漂っていた。
それに引き換え、俺の身体からは鼻を摘みたくなるほどの汗のすえた匂いがしていた。
俺は奥さんにキスをしようと顔を近づいた。
奥さんはギュッと目をつぶり「イヤ!イヤ!…」と拒否しながら顔を左右に振っていた。
俺は舌を出していた。拒否している奥さんの顔にタバコ臭い俺の舌が所々に当たった。
顔に付いた俺の唾液の匂いに、奥さんは苦悶の表情を浮かべた。
奥さんは「ひぃぃ…いやぁぁ…」と身を震わせ悲鳴を上げた。
俺は「我慢しろよ…我慢…。そうすりゃさぁ…写真も全部捨てるからよ…」
奥さん「いやぁぁ…も、もう許して…勘弁して…」と泣き出す寸前だった。
俺「なぁ…考えてみろよ。俺は今夜にはこの街から居なくなるし、田舎も遠いんだよ。それに俺がネットに写真を拡散できるような感じか?」
奥さんはちょっと考えていた。
セックスさえ我慢すれば、今の状況から解放される。もし旦那にバラされたら…そんな思慮を巡らせていた。
そして奥さんは玄関に飾ってあった子供の写真をチラ見して意を決した。
奥さんは「分かったわよ…」と感情の無い声で呟いた。
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