妻の顔は、興奮に蕩けていた。
机の下からは、布の擦れるような音がしていた。
・・・いや、ニチャッ、ニチャッ、、、と音が聞こえていた。
そして、後輩の腕がモゾモゾと動くたびに、妻の体はピクッと反応していた。
我が家のリビング。
テーブルを挟んだだけの、ほんの数メートル先で、後輩が妻を刺激している。
ビールを一口飲み込むたびに、いつもの10倍ずつ酔っていった。
そしてズボンの中のチンポを、痛いほど勃起させていた。
ぼぉっとするほど興奮していた。
そんな俺に、後輩の1人が立ち上がりながら言った。
「・・・ベンジョ、借ります」
俺の頭の中では、一瞬で『便女』に変換されていた。
そして、その変換を肯定するように、後輩の視線は妻に向けられていた。
妻の視線は、190センチを超える巨体を・・・後輩を見上げていた・・・。
「あ・・・あぁ・・・・・・いいよ」
自分でも情けない声だった。
けれど何もできずに、後輩がリビングを出て行く音を聞いていた。
そして、妻が立ち上がるのを・・・リビングから出て行くのを、振り返らずに見送った。
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