いつもと同じ、我が家のリビング。
いつもと同じ、ホームパーティー。
いつもと同じ、異様な雰囲気。
後輩達は・・・いや、俺までもが、当たり障りのないバカ話に似合わない、興奮した目をしていた。
妻の顔は、もう興奮に蕩けはじめていた。
その妻に、全員が気づいたまま、時間が進んでいった。
やはり妻は、俺が買い出しに出た後も・・・
3人の後輩は、俺が帰ってくるまで妻を・・・
そんな事を頭の中でグルグルと考えながら、缶ビールを口に運んだ。
ワザとらしく鍋の蓋を開き、大袈裟に中を覗き込む。
すると3人の後輩が体を俺に向けたまま、その視線を妻に向けたのが伝わってきた。
俺は具材を掻き回しながら、こっそりと視線だけを妻に向けた。
※元投稿はこちら >>