「・・・だって、あの人・・・舐めさせるんだよ・・・」
妻の声は、情けない色をしていた。
肉棒を扱く右手の、ダラダラと根元に垂れた唾液の ニチャニチャという音に槌き消されそうなほど小さな声だった。
「・・・・・・・んん?」
そんな妻を見下ろす後輩が、何かを思いついたような顔をした。
そしてニヤッと笑うと、床に座ったまま 「・・・ここか?」と言いながら、右足だけをテーブルの上に上げた。
「そんなに舐めたくないのか・・・もう抱かれたくないくらい嫌なのか・・・」
後輩の声は、その内容からは考えられないほど、勝ち誇った色をしていた。
下品な笑みを浮かべ、体を斜めに倒したまま妻を見下ろしていた。
そんな後輩の視線の先で、妻の顔がゆっくりと後輩の足の間に近づいていった。
「・・・どうした?・・・・嫌なんだろ?」
「そんなに舌を伸ばして・・・押し付けて・・・・嫌なんじゃなかったのか?・・・おぉ・・・」
妻の顔は、後輩の太い足に隠れている。
その後頭部が上下に、左右に揺れているのが見えた。
「・・・嫌じゃないです・・・」
「・・・欲しいか?」
何度も、そんなやり取りが繰り返された後、ようやく妻が後輩の前で上半身を起こしていった。
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