正月が終わった。
冬休みは、夏休みと同様にバイトで昼間のシフトを少し入れていた。
篠崎さんという主婦パートさんと会う為だった。この女性は前の小説で書いた。
夏休み以降会っていなかった。
午前シフトの篠崎さんと、夕方シフトの俺では、通常はまったく合わなかったので、この冬休みに午前シフトも入れた。
だか中々、シフトがかぶらなかった。
冬休みにせっかくバイトを昼シフトを入れたのに、シフト表を渡された時はガッカリした。
冬休みも終わりそうになってきた時にシフトが被っていた。
俺はこの日を待ち望んでいた。
もしかしたら、また篠崎さんの母乳が飲めるかもしれない。さらにその先も出来るかもしれないと期待していた。
朝からバイト先のコンビニへ行った。
事務所に入ると、先に篠崎さんがいた。
篠崎さんはダウンを脱ぎ制服に袖を通していた。
俺はドキドキしながら声をかけた。
篠崎さんは「あっ。K君。久しぶり。元気してた?」とアッサリした感じだった。
篠崎さんは、俺とセックスをした後は「自分に対する嫌悪感がする」と言っていた。
もしかしたら、もう俺とは間違いを起こさない様に警戒しているのかなって思った。
それとも、他に浮気相手が出来たのかも。と思った。
そのまま、挨拶だけでバイトが始まってしまった。
俺は篠崎さんとの少ない時間を無駄にしたくなかった。
客が少ない時を見計らい、ちょこちょこ話しかけた。
だんだんと篠崎さんも、打ち解けて来ていた。
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