髪を乾かし終わった奈緒子ちゃんは「あっ!そうだ」と言って部屋を出て行った。
そしてビールを持って戻って来た。
そしてソファの隣に座った。
奈緒子ちゃんはビールを飲み「あ~美味しい。大人の味w」と言った。
俺はテレビを観ながら考えていた。
この状況をどうやって打破するか悩んでいた。
たぶん今夜、奈緒子ちゃんとセックス出来るのは間違いなかった。
どうセックスに持ち込むか考えていた。
しかも改めて奈緒子ちゃんと2人きりになると、会話のネタすら無かった。
そもそも今までの話題も、奈緒子ちゃんの失恋ネタ、元カレの愚痴、それ以外は他愛の無い話ばかりだった。
いつの間にか2人して無言でテレビで流れてる映画を観ていた。
奈緒子ちゃんが不意に「K君、着替えとかパジャマ持ってきた?」と聞いてきた。
俺は「あっ…忘れた。」
奈緒子ちゃんが「お父さんのパジャマで良かったら貸そうか?」と言ってくれた。
俺は「ん~…いや、いいよ。下着で寝れるから。」と答えた。
奈緒子ちゃんは「ふーん…映画に夢中だね。」と言ってベッドに入ってしまった。
俺は心の中で「失敗した!」と思った。
そして映画がエンディングを迎えた。
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