奈緒子ちゃんは、茶色の暖かそうなコートに、名前は忘れたけど有名ブランドのマフラーをしていた。
奈緒子ちゃんは「お待たせ。寒かった?」と言ってニコニコしていた。
俺は、意外と元気だなって思いながら「俺こそ待たせちゃったね。ごめんね。」と言った。
そして2人して「どうしよっか?どこかファミレスにでも入る?」って話し合いになった。
だけれども、行くあても決まらず、取り敢えず歩き始めた。
奈緒子ちゃんが「いやー…やられちゃいましたよw まさかフラれるなんてw」と切り出した。
奈緒子ちゃんは「K君も迷惑だよねw 急に呼び出されてw 」と言い俺の肩を叩いた。
俺は「まぁ、ビックリしたけどさぁ。でも、なんで俺だったの?」
奈緒子ちゃんは「K君はマサトと特別仲良しって訳じゃないじゃん。だから愚痴を聞いてもらうには丁度いいかなぁって。ごめんね。」と言っていた。
俺は「なるほどなぁ」って思った。
奈緒子ちゃんは別れた理由を話し始めた。
マサトに別な女が出来たらしかった。
以前から奈緒子ちゃんは怪しんでいて、今日問い詰めたら逆ギレされ、フラれてしまったらしかった。
その新しい女も俺達と同じ学年の女子だった。
名前を聞いて俺も知っている女子だった。
確かに顔は奈緒子ちゃんより可愛かった。
※元投稿はこちら >>