この頃の学校生活は相変わらずだった。
何も代わり映えしなかった。
とりあえず学校へ行き、友達とくだらない話をして、時間が過ぎるのを待っていた。
時間が過ぎて部活の時間が待ち遠しかった。
それは、部活の時間に藤井サンと校内で求め合う時間があったからだった。
放課後、部活が始まる前に、美術準備室という美術室の隣の部屋で藤井サンとディープキスをしたりした。
それはほんの僅かな5分から10分位の部活が始まるまでの時間だった。
最初の頃はディープキスだけで、せいぜいキスしながら制服の上から胸を揉んだり、お尻を揉んだりするくらいだった。
それ以上は藤井サンが「誰か来ちゃうから…」と言って許してくれなかった。
だけどそれも最初だけで、だんだんとエスカレートしていった。
やりたい盛りの十代の俺が、キスと服の上からのボディタッチで満足出来なかった。
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