小坂さんが逝った直後、山口君は彼女に逝ったかどうかを確認すると、また再び彼女の身体にちょっかいを出し始めた。
小坂「アッッ!!ダメッ!!アッ!!アンッッ!!!」
再び小坂さんのあえぎ声がコテージ内に響きだす。
小坂「ァッッ!!アンッ!!アンッッ!!!アァァァッッッ!!!ちょっと……ダメェッッ!!!」
永川『逝った後って、敏感になるから、そっとしといてほしいんだよねぇ。』
私も一度だけ、夫と付き合いだした頃に、数年振りのセックスに何回か連続で逝ってしまい、気を失った経験があったので、小坂さんが頭では拒否したとしても、身体が反応してしまう気持ちは理解出来た。
グシュ……
永川「……………ンッ……」
ズボンに差し入れた私の手が、ショーツの上から女の敏感な部分に触れた。
じんわりとショーツが湿りはじめていた。
小坂「アァァァァッッッ!!!モウッッ!!ダメッッッ!!!イキソウッッッ!!!アッッッ!!!イクッ!!!イクッッッッッ!!!」
永川『やっぱ、一回逝くと逝きやすくなるのは、雪ちゃんも同じだよね。』
私は小坂さんが再び逝く瞬間が迫っていることに共感を覚えた。
永川『やっぱり、私も溜まってるのかな。』
夫と最後にエッチをしたのは、ゴールデンウィーク以来、約3ヶ月ご無沙汰な状況だったこともあり、私はリアルなアダルトビデオを見ている感覚に陥り、完全に自分も性的に興奮してしまっていた。
独身の若い頃は、週に3~4回くらいは一人でして性欲を解消していた時期もあったが、子供を産んで、育児に忙殺されている内に、そういったことも自然としなくなっていた。
小坂さんの全身が布団の上で一回跳ねる。
永川『あ、逝ったんだ。やっぱり、大体皆逝く時の反応って似てるんだね。』
私も逝く時に全身が反射的に震えるような、頭で考えていないのに身体が反射するような動きをしてしまうので、小坂さんが逝く瞬間が自分と同じだったことに改めて、他の女性も同じなんだ、ということが頭をよぎる。
そして、それから数分の間、小坂さんの乱れた吐息がドアの隙間から聞こえてくる時間が過ぎていった。
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