私の右手は、小坂さんの脇腹、下腹部を伝って、ショーツに触れた。
興奮を抑えられないまま、ショーツのクロッチ付近に手をあて、丘の膨らみ部分を押すようにして上下になぞった。
しかし、先程触れた時と同じように、小坂さんの女の部分は私の指先を押し返してきた。
小坂さんの中へ入るための入口付近にもショーツの上からだと変化は感じ取ることは出来なかった。
『流石にそれはないか…』
私は、小坂さんは寝ていたとしても、私の愛撫により、もしかしたら無意識に濡れているかもしれない、と思って早とちりをしてしまっていたようだった。
私は、小坂さんの乳房を愛撫していた口を離し、一度身体を起こすことにした。
小坂さんの横に座るようにして、もう一度全身を観察する。
やっぱり、彼女の身体は年齢の割には綺麗な、それでいて年相応の淫らな雰囲気のある身体だった。
私は、右手をもう一度ショーツにあてがい、人差し指と中指の指先にある腹部分でショーツの生地の感覚を味わうようにして、クロッチ部分で小さな円を何度も描く。
そして、左手は小坂さんの右乳房に触れて、こちらも乳房を下から押し上げるようにして、親指と人差し指で乳首を愛撫した。
少しずつショーツの描く円を大きくしつつ、クリトリスがあると思われる辺りを押すようにして刺激を与えてみた。
クリトリス付近に刺激を与えた瞬間、彼女の右足が、ビクッ、と小さな反応を見せた。
私は彼女の全身をくまなく観察するようにして反応を確かめていた。
小坂「……ハァ……ハァ………ハァ……ハァ……」
寝ている表情は相変わらずでも、小坂さんの口から聞こえてくるのは、女の反応を示す吐息だと私は確信した。
その反応を確認した私は、もう一度、右手の指先を小坂さんのクリトリス付近から、女の入口付近に移す。
グチュ……
私の指先が完全に覚えたショーツの生地の感触が先程のものとは完全に変わっていた。
私が彼女の両足の太ももの間を覗きこむようにして視ると、小坂さんのピンク色のショーツは明らかに月明かりしかない部屋の明かりでも分かるくらいに色が濃くなっている。
小坂さんの女の反応により、彼女自身の中からあふれでてくる、男の愛情を受け入れるための液体を、ピンク色のショーツは懸命に吸い取っていたが、次第に限界に近付き、それがショーツの外にあふれだそうとしている。
グチュ……
私がふとしたきっかけで始めてしまった許されざる求愛行為に、小坂さんの身体は、それを受け入れる反応を彼女の意思とは別に、無意識のうちに示してしまったのであった。
※元投稿はこちら >>