小坂さんの寝息が部屋に変わらず響いていた。
時計を見ると、日付が変わって1時になっていた。
私自身も今日はかなり飲んでおり、本来ならば眠くなっているはずにもかかわらず、酔いもすっかり覚めて、全く眠くならない。
今、私の目の前には親友の元カノがワンピースのフロント部分を開いて下着姿を私に見せつけるようして寝ているのだ。
私は小坂さんの横に寝ながら、月明かりのみの明かりが照らす部屋でその光景を楽しんでいる。
私は、彼女の胸へと右手を伸ばした。
ブラジャーの生地の感覚を楽しむようにして、右手の指を滑らせると、花の刺繍部分の複雑に糸が絡み合う感覚が私の全身に伝わる。
今の私の指先は、彼女の全ての感覚を記憶しようと神経を集中させていた。
小坂さんの着けているブラジャーの左胸のカップ部分全体を覆うようにして私は右手をあてがう。
右手全体に伝わるブラジャーの生地の感覚と共に、その奥に隠された小坂さんの乳房の感触。
私は右手にほんの少し力をいれた。
シュッ……
ブラジャーの生地と彼女の肌が擦れる音がするのと同時に彼女の乳房の感触が先程よりも強くなる。
なんて触り心地の良い胸なんだろう。
私は、ゆっくりと右手で円を描くようにして手を回すと、彼女の乳房もその動きに合わせるように形を変化させる。
私が高校時代のまだ童貞だった頃、彼女をオナニー相手にする時に想像の中でしか感じることの出来なかった感覚が現実のものになっている。
ゆっくりとブラジャーの上から彼女の乳房を撫で回し、暫くの間、高校時代に憧れたこの感覚を楽しむ。
私は、上半身を起こし、彼女の顔をじっと見つめた。
ほんの少しだけ開いた彼女の唇の間からは、変わらず寝息がもれていた。
私は自分の顔を彼女の顔に近付けて、自分の唇を彼女の唇の上に重ねた。
小坂さんの柔らかい唇の感触が、私の唇に初めて伝わる。
数秒間唇を合わせ、再び離すものの、まだ私の唇は彼女の唇の感触を惜しんでいたので、私はすぐにまた小坂さんに唇を重ねた。
このまま、彼女とセックスをしたい。
彼女と愛情を交わらせたい。
そんな強い衝動にかられながら、私は暫く彼女にキスをし続けた。
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