私は両方の手でゆっくりと、小坂さんの着ているワンピースの腰部分で蝶々結びされている紐をほどいた。
右の紐を結び目から外すと、左の紐も自然と外れる。
紐の下には更にボタンがあったことから、これも両手でゆっくりと、丁寧に外した。
ボタンが外れたので、私はそのまま彼女のワンピースを拡げると、小坂さんの下腹部が私の視界に入る。
本人は子供を産んでお腹が出てきてしまった、と嘆いていたが、三人の子供を産んでいる割には、十分細いし、この体ならばスレンダーな部類に入るだろう。
本当ならば、今すぐにでも目の前にある下腹部に触れて、小坂さんの身体の隅々まで私の体に覚えさせたいが、下肢に比べて敏感な部分なので、はやる気持ちを何とか抑え込む。
私は、小坂さんのワンピースのまだフロントボタンで止められた部分を右手の人差し指と中指で持ち上げ、下から覗き込むようにして中を観ると、ショーツと同じデザインがあしらわれたブラジャーのカップの下の部分が視界に入った。
前回のように、上からのアングルで女性の胸の谷間やブラジャーが見えることはあっても、このアングルから女性のブラジャーを盗み視ることは、奇跡的なことが起きない限り、ほぼ不可能だ。
本当に女性らしい、期待に違わない下着を着けている小坂さんには、美起以上の女を感じている。
吉本が、勿体ないことをした、と言うのも仕方ないと思う。
下からのアングルを楽しんだ後、私は、いよいよ彼女のワンピースの全てのフロントボタンを外すことを決める。
もう、ここまで来てしまったら、小坂さんが起きた瞬間に私は彼女に警察に付き出されても何も文句は言えないところまで来てしまった。
それでも私は、今のこの状況を引き返す考えは一切なかった。
例え捕まっても彼女の全てを視てみたい。
そんな衝動を抑えられないくらいに小坂さんは魅力的に見えていたのだった。
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