ワンピースの下から数えて2番目のフロントボタンをゆっくりと外していく。
プツッ
生地とボタンが擦れる音がして、ボタンが外れる。
私はワンピースのボタンが外れた部分を少しだけ捲ると、小坂さんの太ももが露になる。
私は、彼女の少しだけ開いた両脚の奥を覗き込んだ。
内太ももの奥を直視すると、私の視界にワンピース生地と太ももに囲まれるようにして、ピンク色のショーツが視えてしまった。
山口「……視えた。」
私は小さく呟いた。
クロッチ付近に女の丘の盛り上がりがあるのが分かる。
あれだけガードの堅かった彼女の下着が、完全に私の意思により、私の目の前に晒されたのである。
仲間内の男、いや、高校の同級生の男子を入れても、彼女の下着をこんなにも視ることが出来るのは、私だけだ、という優越感も沸き上がってくる。
元カレのよしさえ叶わなかった夢を私は現実にした。
『あ!まずいっ!』
私は急いでハーフパンツと一緒に下着を脱いでベッド上にあるティッシュを手に取った。
ドクンッ!ドクンッ!
下着と擦れてしまうだけで射精感が一気にかけ上ってきてしまったのだ。
山口「…………ッア!………はぁ、はぁ、はぁ。」
私は極力声を出さないように、手にした大量のティッシュに大量の精子を吐き出した。
山口「はぁ、はぁ、危なかった。」
私はそう呟きながら、まだ残されている精子をティッシュ内に絞り出した。
私は一度体を洗い流そうと思い、射精したティッシュを持ってベッドルームを一旦出て浴室に向かった。
シャワーを浴びても、私の男の性はまだまだ落ち着かないようだった。
射精直後は心は一瞬冷静になりかかっていたが、浴室を出て体を拭いている最中には、もう一度小坂さんの眠るベッドルームに向かおうと自然と自分の中で決まっていた。
私は今度は同じ過ちを犯さないように、今度は下半身にだけバスタオルを巻いて、ベッドルームに入った。
小坂さんは、相変わらず、小さな寝息をたてながら、私がベッドルームを出る直前と同じ状態でベッドに横たわっていた。
パサッ
私の腰に巻いたバスタオルが床に落ちる音がし、私は何も隠すことのない姿になった。
新たな刺激を求める下半身すらも、今、横たわる小坂さんの前に晒している。
私はもう一度、小坂さんの寝ているベッドの横に膝を着いて、先程の続きを始めた。
この時は最早、私の心の中には、男の欲に抗う声はしていなかった。
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