子供を寝かしつけた後で、私はお風呂からあがると、借りていたスカートをどこでクリーニングするか考えていた。
永川『やっぱり、近所じゃダメだしなぁ。隣町のクリーニング店かな。』
私は翌日に隣町のクリーニング店に行くことに決めて、夕飯の食器を片付けると私はソファに座り、スマホを手にし、とあるキーワードを入力する。
【ママ活 募集】
検索ボタンを押すと、サイトにママ活関連のサイトが表示された。
永川「やっぱり、最近はこういうサイトも沢山あるんだなぁ。」
高校時代の知り合いに援交をしていたという噂のある人はいたけれど、私の仲の良いグループの人達は、そういったものとは全くの無縁の人達の集まりだった。
永川「でも、流石にまずいよね。流石に。」
そう自分に言い聞かせていても、私の指は表示される様々なサイトをタップしてしまっていた。
色々なサイトで女性達が様々な自分の魅力を書き込み、綺麗に撮った自撮り写真や自分の胸の谷間をアップしたり、中には具体的な金額も提示している女性もいたりした。
永川「いやー。私には、こんな写真は無理だわ。」
そんな中で私は、お昼間に見ていたアダルトグッズのことがふと頭によぎった。
永川『でも、アダルトグッズ売り場くらいなら一緒に行ってくれるかな。』
通販が使えない以上、実際に売っている場所に行って買うしか方法はない。
でも、私はそこへ一人で行くだけの勇気はなかった。
永川「それ、、くらいなら、、、大丈夫だよね?」
誰も居ない部屋で私は誰かに許しを請うかのように呟く。
永川『登録するだけだったらタダだしね。』
誰も答えてくれない部屋で私はとあるマッチングサイトの無料登録ボタンを押す。
永川『名前は、今の名前だと身バレが恐いし、旧姓の名字だけでいっか。』
身元がバレない程度の情報を入力し終えると、写真を求められたが、絶対必要なものではなかったので流石にスキップする。
永川『40超えたおばさんの写真アップしたところで、逆効果だよね。』
こうして登録を終えたところで、何故か内心ドキドキしてしまう自分がいた。
ふと、オナニーをしたいような気分にもなったが、最近自分の中でも妙に性欲が高まり過ぎていて、このまんまいくと後戻り出来なくなるかもしれなくなるような気がしたので、流石に寝ることにした。
私はリビングの電気を消して、子供達の眠る二階の部屋に上がる。
永川「旦那がいない夜って最高だよねー。」
そう呟きながら、私は階段を登っていった。
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