俺は暫くの間、浴室内から聞こえてくる乱痴気騒ぎをBGMにしながら、中尾との今後の着地点を考えていた。
中尾「ァッッ!アッッ!!オッキイッッ!!!アッッッ!!!アッッッ!!!」
男「いいよ!いい締まり具合だよ!」
中尾自身も相当楽しんでいるようだった。
吉本『本当はもう少し楽しみたかったけどな。』
今の中尾は、完全に性の快楽に救いを求める極地にたどり着いた女になっていた。
高校時代に、誰もいない教室でオナニーに耽る中尾を見て、あの時の俺はそれをおかずにオナニーをするくらいしか出来なかったが、約20年ちょっとの時間を経て、今の俺はあの中尾に性の快楽を教え込むまでになった。
吉本「随分、遠くまで歩いてこれるようになったもんだ。」
俺がそう呟くと、浴室から1人男が出てきた。
C「ホント久々に参加出来て良かったです。」
吉本「楽しみましたか?」
C「はい。ありがとうございました。可能ならば一晩中貸してもらいたいくらいですよ。」
吉本「そういった機会があればいいですね。」
C「是非よろしくお願いします。」
そういうと男は脱ぎ捨てた自分の服を着て、俺に礼を述べて部屋を出ていく。
その後も続々と浴室内から中尾を楽しんだ男達が出てきて部屋を後にする。
皆、口にするのは今回の企画に参加出来たことへのお礼だった。
最後の1人が部屋を出ていくと、俺はガウンを着たまま浴室を覗き込んだ。
中尾は浴室に備え付けられたエアマットの上で大量の精子を浴びて放心状態になっていた。
予想していた通り、大量に放出された誰のものかも分からない精子のほとんどは、髪の毛や顔面を中心に射精されていた。
マットの横には、使い終わった大量のコンドームが捨ててある。
やはり、複数人が参加すると、こちらが決めたルールをきちんと守るようであった。
吉本「どうだった。一気に6人もの男を相手にするのは?」
中尾「気持ちよかった………です。」
吉本「どうやら、全員ゴムはしてくれたようだな。」
中尾「多分……。中に出された感じはしませんでした。」
俺はシャワーヘッドを取り、中尾に手渡す。
吉本「自分が楽しませてもらった精子なんだ。自分で洗い流せよ。」
中尾はシャワーヘッドを受け取ると、俺はお湯を出した。
中尾はシャワーヘッドから流れ出すお湯で顔を洗い始めた。
吉本「やっぱり豚は汚されるのがお似合いだな。しっかり自分で綺麗に洗い流してこい。」
俺はそう言い残すと、浴室を後にした。
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