《吉本編》
ホテルのソファーに裸で座る俺の目の前には、ボンテージのコスチュームに身を包み、跪いて俺の足を懸命に舐める中尾がいた。
中尾を性奴隷に貶めてから、約3週間の月日が経過しようとしていた。
あの日以来、俺は週に5~6回程度、つまり、ほぼ連日のように中尾をホテルや自宅に呼び出しており、中尾も俺の呼び出しに素直に応じていた。
実質的に連日のように呼び出していたのは、中尾の本能の中に眠るMの気質をしっかりと呼び覚ませるためだった。
この間、俺は中尾にあらゆるSMプレイを施していた。
鞭や拘束以外にも、首絞めプレイや水責めプレイ、電流プレイ等、自分でも未経験だった多くのプレイをやってきたが、中尾はそれら全てのプレイを受け入れ、最初のうちは痛みに悶えながらも、見事に快楽へと昇華させていった。
吉本『そろそろ、大丈夫か。』
俺の足を犬のように舐める中尾を見ながら、そう内心で呟いた。
吉本「おい、牝犬。今日はもう終了だ。」
中尾「はい。」
吉本「とりあえず、裸になってみろ。」
中尾「はい。」
中尾はボンテージのコスチュームを脱いで俺の前に一糸も纏わない姿を見せた。
やはり、連日のプレイで身体は傷だらけになっており、昨日の電流プレイの痕も、まだまだ消えていなかった。
吉本「生理はそろそろか?」
中尾「はい。そろそろだと思います。」
吉本「よし、とりあえず今日から、二週間は休みだ。」
中尾「え?」
吉本「生理期間中含めて、二週間は、とりあえず身体を休ませろ。」
中尾「分かりました。」
中尾をベッドで休ませると、俺はソファーで横になり、眠りについた。
翌朝、一緒にホテルを後にして、それぞれの職場へと向かった。
勿論、中尾はノーパン、ノーブラだった。
吉本「あ、ちゃんと毎日忘れずに身体のケアしとくようにな。」
中尾「それ自分で言う?(笑)一応、よしが知らないところで、毎日出来る限りケアはしてるよ。」
吉本「そうでしたか(笑)気付かずいてすんません。」
中尾「わかってたけどね(笑)」
お互いに無駄話をしながら駅に着いたところで中尾と別れ、電車に乗ると、山さんから一通のLINEが入ってきた。
山川『おひさです。中尾の件でそちらの近況知りたいんだけど、時間取れるかなぁ?』
俺は返信する前に、山さんにどこまで伝えるかを考えていた。
山さんは、中尾がまだ俺の性奴隷となっていることは知らないし、知らせるつもりもない。
中尾と山口の間で起きたことを知った以上、俺は俺のやり方を貫くつもりだ。
ただ、山さんには、適度に中尾のことを伝える必要性があるのも事実だ。
ならば、ここは下手に時間を置かない方がいいだろう。
吉本『久しぶり!って、2ヶ月前に会ってるけど(笑)今日のお昼なら時間あるよ。』
俺は山さんに昼に会える旨の返信をすると、電車は品川駅のホームに滑り込むところだった。
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