私は、永川さんのブレザーの中に手を差し入れると、下腹部付近をゆっくり撫で回そうとした。
しかし、その瞬間、永川さんの身体がビクッ、と反応し、彼女は上半身をかがませた。
永川「キャハハッ!くすぐったい(笑)」
永川さんは、無邪気な笑い声をあげた。
山口「あ、ごめん(笑)」
永川「いや、大丈夫。私こそごめんね(笑)」
永川さんは、今ので一気に緊張が解けたようだった。
山口「ちょっと触り方変えていい?」
永川「うん。さっきのだと、私また笑っちゃうと思う(笑)」
山口「分かった。」
私は、左手で今度は彼女の履くスカートの裾をまくり、そのままスカートの中へと手を伸ばし、永川さんの太ももに触れた。
左手の指先に伝わる、永川さんの太ももの感触は、とても柔らかく、小坂さんの乳房に初めて触れた時のような緊張感が自分の中に広がっていくのを感じた。
左手で永川さんの右太ももの内側を、ゆっくりと撫でていく。
やがて、ショーツのクロッチの繋ぎ目部分が指に触れ、そのまま、ショーツの縁に沿って指先を滑らせていくと、自然と永川さんの尻の丸みに沿うようになる。
そして、私は彼女の臀部をゆっくりと、その形を楽しむようにして撫で回した。
私は、後ろから永川さんの顔を覗きこむと、彼女は目をぎゅっと閉じて私の痴漢行為に耐えていた。
今、彼女の頭の中には、高校時代の苦い思い出が甦っているのかもしれない。
しばらくの間、永川さんの臀部を触り続けた後、私は自分の下半身を彼女の下半身へと密着させた。
山口「永川さん。分かる?」
相変わらず、目を強く閉じている永川さんの耳元で私がそう問いかけると、彼女は黙ったまま小さく何度も頷いた。
私はジーンズの中で勃起している男根を永川さんの臀部の柔らかい二つの丘に挟まれた谷間にあてがい、身体を上下させると、寝室には、永川さん履くショーツと私のジーンズが擦れる音が響く。
永川さんは、私の体重を支えるようにして壁に両手を付いて立っていた。
山口「高校の時、電車でこんなこと、されたことある?」
私は彼女が通学電車内で痴漢被害に遭遇したことがあるのを中尾から聞いて知ってはいたが、あえて知らないふりをして質問をした。
永川「似たこと…………一回。」
山口「高校の時?」
永川さんは無言で頷いた。
山口「相手、どんなやつだったの。」
永川「分かんない……。でも……。」
山口「でも?」
永川「電車降りる時、学ラン、着てた……と思う……。」
山口「高校生?」
永川「うん……。」
学ランが制服の高校ならば、ある程度はどこの高校かは絞ることは可能だった。
山口「誰かに、それ言った?」
永川「言ってないよ……。後ろ少し振り返った時に……見えただけだったから……。」
山口「でも、覚えてるんだ。」
永川「……うん。」
きっと、その男も、学生時代の永川さんに欲情し、今の私と同じように、彼女の臀部の双丘の感触を堪能し、満員電車の中で男をたぎらせていたに違いない。
山口「直接、当てていい?」
永川「う………うん。」
私はジーンズのベルトとボタンを外し、ファスナーを下ろした。
トランクスの前開きの部分から、自分の勃起した男根を出すと、そのまま永川さんのショーツに同じように押し当てた。
山口「はぁ……はぁ……パンツ、汚れたら……ごめん。」
永川さんは無言で俯いたままだった。
空いた左手をショーツのクロッチにあてがうと、柔らかい感触の向こう側に確かな湿り気を感じた。
私は、永川さんのショーツと陰部の間に自分の左手の人指し指を差し入れる。
即座に、人指し指に永川さんの愛液が絡み付いてきた。
山口「感じてるの?」
私がそう問いかけた瞬間、永川さんは、俯きながら、両手を壁について、身体を小さく震わせ始めたのであった。
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