山口「とりあえず、これだけあればしばらくは大丈夫かな。」
翌日、私と小坂さんは仕事だったので、お昼に店の釣り銭補充を兼ねて、近くにある銀行に行き、自分の貯金からも、手持ちの現金を多めに用意した。
店に戻り、予備の釣り銭を金庫にしまってからデスクで仕事をしていると、FF商品を冷凍庫内から取り出しにきた小坂さんが声をかけてきた。
小坂「今日は帰り何時ですか?」
山口「あ、うーん。明日、菊地マネージャーが来てくれるんで、明後日分の発注までやっちゃおうと思うんで、夜まで頑張ります。」
小坂「分かりましたー。」
小坂さんは、FF商品を揚げはじめると、カウンターへ戻っていった。
夕方になり、小坂さんが退勤すると、彼女からLINEが入る。
小坂『お疲れ様。主人が帰宅したら迎えにいくんで、8時過ぎに来ます。着いたらLINEするね。』
山口「了解。ありがとうございます。」
LINEを返信してから、私は明後日の発注の続きを再開した。
本来ならば、菊地にお願いしてもいいのだが、ただでさえエリアマネージャーの仕事で忙しいのだから、この店に応援で来ても、極力自分の仕事をさせてやりたかった。
パートの募集も順調に応募があり、来週からは面接が入ってくる。
何だかんだと仕事に集中していると、時間がたつのは早いもので、気が付いた時には小坂さんから、LINEが入ってきた。
山口「あ、もうそんな時間か。」
私は帰り支度を整え店の外に出て、通りに停まっている小坂さんの車に乗り込んだ。
小坂「お疲れ様。」
山口「お疲れ様。」
小坂さんは、車を私の自宅へ向けて走らせる。
山口「明日は休むよ。」
小坂「あ、仕事は一段落ついたの?」
山口「とりあえず、明日は菊地が来てくれるからね。」
小坂「あ、そっか。まぁ、休める時に休んだ方がいいよ。今は特にね。」
山口「来週から、面接もあるからね。」
小坂「応募、どれくらい来てるの?」
山口「昼は5人で、あとは3人ずつ。」
小坂「中々多いね。」
山口「来週は毎日面接かなぁ。」
小坂「大変だね。でも、変な人採用出来ないしね。」
山口「うん。20分くらいの面接で全部は把握出来ないけど、気を付けないといけないからね。」
小坂「ちなみに、昼は全員主婦?」
山口「まだ履歴書も貰ってないし、分かんない(笑)」
小坂「あ、そうだよね(笑)ごめん、ごめん(笑)」
山口「いや、そりゃ気になって当然だと思うからね(笑)」
小坂「いい人来るといいね。」
山口「そうだね。」
やがて、車は自宅マンションの駐車場に到着した。
小坂「はい、到着。夕飯、昨日のパスタ暖め直して食べてね。」
山口「うん。分かった。ちなみに、明日はどうする?」
小坂「行くけど、とりあえず、時間は家事の進み次第かな。」
山口「明日は例のお願い出来る?」
小坂「あ、そっちの仕事?(笑)」
山口「うん(笑)早速なんだけど(笑)」
小坂「う~ん、分かった。じゃあ、考えとく。」
山口「お願いします。じゃあ、気を付けて帰ってね。」
小坂「はーい。ありがとう。」
私は降車して、小坂さんの車を見送り、部屋に戻る。
山口『さて、明日はどうしようかな。』
私は一人、部屋で明日小坂さんにお願いするプレイ内容について考える。
それを考えているだけでも、私の下半身は、既にパンパンになってしまっていた。
※元投稿はこちら >>