「初めてのミニスカートはどう?」
「こんな物まで買ってたなんて…。恥ずかしい。」
「沢村さんがミニ好きだからちょうど良かったな。」
「もう…!あなたったら!」
「でも、良く似合ってるよ。いい女だ。」
「馬鹿ね…そんな事言っても何もないから…。」
妻はピンクの服にアウターを羽織り、私がネットショップで密かに買った花柄膝上丈のフレアーなミニスカートを履いてくれました。
恥ずかしそうにスカートの裾を気にする姿と、そこから覗かせるパンスト脚は早くも私の胸を高鳴らせてくれました。
「さあ着いたよ。三階のレストラン階で待ってるそうだよ。」
「何だか緊張するわ…。あなた…。」
「俺もだ。でも、楽しい1日になりそうだな。」
ショッピングセンターの駐車場に着くと妻は緊張を隠せず、私達は体を寄せ合って待ち合わせ場所に向かいました。
「こんにちは。今日はお誘い有り難うございます。」
「こちらこそ。急なお誘いで申し訳ありませんでした。」
「初めまして、恭子です。今日はよろしくお願いします。」
「初めまして、聡子です。こちらこそ、よろしくお願いします。」
待ち合わせ場所に着くと私はその雰囲気から二人を見つけ、沢村さんも私達に気付きお互いに緊張と恥ずかしさで堅苦しい挨拶を交わしました。
恭子さんはブルーのタイトなミニワンピース姿で、私はその豊満なボディーラインとムチムチのパンスト脚に目を奪われていました。
沢村さんも妻の姿に目を奪われ、女性達はその視線に顔を見合わせて笑っていました。
レストランではテラス席に案内され、夫婦向かい合う形で座り、ランチを楽しみながら沢村さんの豊富な話題と巧みな話術で私達の緊張はすぐに解れていきました。
「聡子さん、ワインオーダーしましょう?」
「はい。私も飲みたいなって思ってました。」
そんな雰囲気の中、女性達は仲良くワインを楽しみ、私は沢村さんに誘われて喫煙所に行き女性達を眺めていました。
「二人とも打ち解けていい感じですね。恭子のあんな笑顔久しぶりに見ましたよ。」
「そうですね。聡子も楽しそうです。女性同士も連絡先も交換してますよ。」
私達は未だガラ携でしたが、女性達はスマホを手に取り笑顔で画面上で何やら操作していました。
『私達もいかがですか?』
「是非お願いします。」
メアドだけ交換していた私達も電話番号を交換し、男同士の繋がりを確かめ合いました。
『夫婦同士繋がりも出来ましたね。』
「そうですね。これから…ですね。」
『では、私から仕掛けましょうね。」
「はい。女性達の反応が楽しみですね。」
席に戻ると妻は恭子さんとアプリで繋がったと嬉しそうにスマホを見せ、恭子さんもご主人に嬉しそうに話し、私達の期待通り妻達の友達関係も深まっていました。
『お二人と出逢ってから夫婦生活が充実して…。夜の回数も増えてますよ。恭子から…。』
『あ…あなたったら…。こんなところで…恥ずかしい事言わないでよ。もう!』
しばらくの談笑の後、沢村さんは大胆に夫婦生活の話を仕掛け、慌てた恭子さんは顔を赤らめてご主人の話を止めました。
「家もですよ。聡子も積極的になって…。」
「もう!あなたったら…。恥ずかしいから…。」
私も妻の顔を見ながらそう話すとみるみるうちに顔が赤く火照り、男達は暫しそんな二人の反応を楽しみました。
「ごめんなさい…。ちょっとおトイレに…。」
『場所わかりますか?ボディーガードがご案内しましょう。中島さん、よろしいですか?』
「はい。私も場所がわからないので。聡子をお願いします。」
『美女を一人で行かせてナンパでもされたら大変ですから。聡子さん、ご案内します。』
タイミング良く妻がトイレにと席を立つと沢村さんはさりげなくトイレに案内し、お互いの妻と二人きりになる場を作りました。
『きっかけがあれば少しの間二人きりになる場を作ってデート気分で楽しんでみましょう。恭子にはちょっと大胆なモーションもお願いします。』
『是非お願いします。聡子にも大胆にお願いします。』
喫煙所で交わした男同士の企みは自然な形で事が運び、恭子さんは笑顔で私を見ていました。
「二人が戻るまであそこで景色を楽しみませんか?」
「は…はい。私でいいのかしら。」
「恭子さんのような素敵な方とちょっとデート気分を楽しみたくて。」
「素敵だなんて…。こんなおばちゃんに…。お世辞でも嬉しいわ…。」
「お世辞なんかじゃないですよ。素敵ですよ。ご迷惑でなければ少しだけ。」
少し緊張した私でしたが、恭子さんは恥ずかしさを見せながらも席を立ち、私が差し出した手を繋いでくれました。
「あっ…。恥ずかしいわ…。」
私はさりげなく恭子さんの腰に手を回し、優しく引き寄せると恭子さんの体はビクッと震え、恥ずかしさを見せながらも私に身体を預けました。
腰の肉感も妻とは全く違う感触で、そこから盛り上がる尻肉の感触に私のペニスは熱く脈打ち始めました。
テラスの先まで歩く距離は僅かでしたが恭子さんの腕は私の腕に絡み、体を寄せるたびに豊満な乳房の感触もはっきりと伝わってきました。
「綺麗ね…。空気も澄んでる…。」
「恭子さんも綺麗ですよ。いい女だ。」
テラスの先から見えた綺麗な景色に恭子さんはさらに私に体を寄せ、私は自然にそんな言葉を掛けていました。
「中島さん…ったら。ふうっ…。」
腰に回した手が待ちわびたヒップラインを撫でると恭子さんは嫌がる素振りもなく、その身体は一気に熱を帯びていきました。
尻肉の感触は想像以上で、手の平に伝わる温もりと肉感的な盛り上がりに私のペニスは硬く膨張していました。
「ドラマだったらこの雰囲気ってキスシーンですよね。」
「そんな事言ったらだめよ!その気になっちゃうから…。中島…さん…。」
「恭子さん…。あっ!」
「あっ…!えっ…!中島さん…!」
私を見上げる恭子さんはさらに体を寄せ、少し爪先立ちをしようとした瞬間に私の股間が恭子さんの下腹部に触れ、同時に私の胸ポケットの中からバイブ音が聞こえたのです。
「ふふっ!残念だったわ!戻りましょう。」
「そうですね。続きはいつか。」
「いつか…。楽しみにしてますね。中島さんが素敵な方で良かった…。」
恋人気分真っ只中、それは沢村さんから今から戻るという合図で、それを察した恭子さんは私の耳元でそう囁き私達は席に戻りました。
「お帰り。デート楽しかった?」
「トイレが混んでて…。ねっ!沢村さん!」
「そうですよ。せっかくのチャンスを生かせずに残念で。恭子は楽しかった?」
「もう少しだったのに…。ねっ!中島さん!」
妻はそっと私の手を握りしめ、その汗ばんだ手は気持ちの高揚を私に知らせてくれました。
そんな雰囲気で妻達は笑顔を見せ、沢村さんが追加でオーダーしたコーヒーとスイーツをいただきました。
楽しいランチの後は4人でショッピングセンターを歩き、併設する有名な量販店に入りました。
女性達は物珍しさからいろいろな商品を手に取り、私は沢村さんと悪巧みをたて目当ての物を買いに別行動を取りました。
『あっ!居た居た。もう、探したわよ!』
『ごめんごめん。中島さんとプレゼントを買ってたんだ。』
『あら、プレゼントって?』
「では、恭子さんに。」
『えっ!私に…。有り難うございます。』
『私は聡子さんに。』
「あ…有り難うございます。プレゼントって何かしら…。」
女性達はちょっとしたサプライズに驚き、恥ずかしそうに顔を見合せプレゼントを手にしました。
それから四人でアミューズメント施設に行き、プリクラを撮ったりゲームをしたりと楽しい時間はあっという間過ぎて行きました。
『今日は楽しい時間有り難うございました。私達みたいな夫婦でよろしければまたお会いして頂けますか?』
『こちらこそ有り難うございました。私達でよろしければ是非ともお願いします。』
別れ際に交わした約束に妻達は満面の笑顔を見せ、それぞれの家路に向かいました。
「素敵なご夫婦さんだったね。楽しかった?」
「そうね。楽しかったわ!素敵なご夫婦さんで良かった。あっ!恭子さんからだわ。」
帰りの車内の中で、妻は沢村さんからのプレゼントを手に笑顔を見せ、恭子さんと繋がったばかりのスマホを手にしました。
『今日は楽しい時間有り難う。主人ったら次はみんなで温泉に行こうって張り切ってるのよ。』
『こちらこそ、楽しい時間有り難うございました。温泉行きたいですね。楽しみにしてます。』
妻はスマホを私に見せ、何故か恥ずかしそうに顔を赤く染めました。
「楽しみが出来て良かったな。温泉だったら混浴もいいな。」
「もう!あなたったら…。そんな事ばっかり言って…。混浴なんて…そんな恥ずかしい事…。」
沢村さんの次の一手に新たな楽しみも出来、笑顔が絶えない妻と少し早い晩御飯を済ませて家に帰りました。
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夫婦で歩む非日常の世界