『そしたら、ヨシ兄さんも…。』
それは身体を洗い終わり、浴槽へと戻って来たひろみさんが言ってきたことでした。
なんのことか分からない僕でしたが、真面目な中に見える、僅かないたずら心を彼女の顔から感じるのです。
『僕ぅ~?』と大袈裟に聞くと、彼女の顔は崩れ、『そうですよ。当たり前でしょ~?』と当然のように言ってくるのです。
僕は浴槽から腰を上げ、座る彼女の前に立ちます。すぐに襲ってくる羞恥心。さっきの彼女も、こんな気持ちだったのです。
ひろみさんを見ました。面白いものです、僕を立たせたくせに、彼女の方がどこか困っています。
目はどうにか僕のアソコへと向けられていますが、やり場のない気持ち。そもそも、彼女はそんなキャラではないのです。
少し優位に立った僕は面白くなり、足を半歩前へと寄せます。目の前に股間が迫ったことで、彼女の背中が後ろへと下がりました。
そして、もう半歩。浴槽に背をつけた彼女にはもう逃げ場はなく、背けた顔の付近には僕のチンポが垂れ下がっています。
背けた顔のまま、ひろみさんの手はソレを握ることになります。もう、それしか方法はなかったのです。
『ヨシ兄さん~、ちょっと恥ずかしいってぇ~。』
顔を真っ赤にさせているのは、浴槽に浸かっているからではありません。恥じらっているのです。
僕は、彼女に持たれている腰を少し前へと寄せました。
ひろみさんの手の中でソレは前へと動き、赤い亀頭が彼女の顔へと突き出されます。
『おっ…、お口でした方がいい?』
ひろみさんはもう、そう言うしかなかったようです。
『いや…、』
しかし、僕は彼女のフェラチオの要求を断ります。浴槽に膝両を立て、その準備をしていた彼女も一瞬動作が止まるのです。
僕の手は、チンポを握る彼女の手を切りました。
そして、握られたことで少し大きくなってしまったチンポを、彼女の身体目掛けて寄せていきます。
半勃起をしていたチンポはひろみさんの肌にあたり、ベッタリと張り付きました。
彼女の顔を見ましたが、その動揺は隠せないものでした。
そこは彼女の胸。大きな2つの乳房の谷間に置かれているのです。僕は風呂の壁に両手を着き、腰を動かします。
彼女の肌に擦られ、チンポは益々膨らんでいきます。その行為に、思わず顔を背けたひろみさん。やりきれない顔をしています。
しかし、彼女は自らの仕事を始めます。女として、妻としての役割を果たそうとするのです。
浴槽の中から出て来た両手は、自らの柔らかい乳房に掛けられました。
その大きな2つの膨らみは内側へと寄せられ、男のモノを包んで行くのです。
『ヨシト兄さん、気持ちいい?…、』
それは、今の彼女に出来る、精一杯の作り笑顔でした。チンポを胸に挟み、男を歓ばようとしている自分にウソをつくのです。
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