ひろみさんの目は閉じられたままだった。両手をベッドにつけ、足も延ばされたままにその快楽を味わっている。
真顔だった顔が崩れ始め、閉じていた口がゆっくりと開いていく。
『ハァ~…、アハァ~…、』
その口から出たのは、悩まし吐息でした。それも、深夜とは違うハッキリとした大きな声。
そうなのだ、そのために僕たちはここにいるのだ。
テレビでは、名も知らないアダルトビデオが終わろうとしていた。僕はリモコンを取り、テレビの画面を消してしまう。
その瞬間、ひろみさんの出している声がセーブをされた。静かになってしまった部屋に気づき、思わず声量を抑えてしまったのです。
彼女のズボンの締め付けはキツく、股間へと手を入れた僕も、思うようには動かせることが出来ない。
そんな時、ひろみさんのズボンが緩み始めました。ボタンが外れ、ジッパーがゆっくりと降ろされて行きます。
それを行ったのは僕ではありません。彼女自身が自らのズボンを下げ、降ろしていくのです。
ひろみさんの履いているパンティーは、薄いピンク色でした。脱がされて、初めて知ったことです。
その中には、すでに僕の手が入り込んでいて、指先がオマンコを刺激しています。そんな僕の手首を、彼女の手が握り締めました。
慌てた僕は思わず彼女の顔を見ました。すると、ひろみさんも僕の顔を見つめています。
その目に、僕は驚きます。
目は僕を見つめていました。しかし、焦点は曖昧で、どこかトロンとしています。それは初めて見せる彼女の目。
男に股間を触れられ、それを望んでいる女の目だったのです。
『ヨシトさん、触って…。私、もっと触って…。』
手首を握る手には力が入り、そんな彼女は僕にそう求めてくるのでした。
ひろみさんのソコは、もうびしょびしょとなっていました。いやらしい愛液は溢れ出し、彼女自身でもどうしようもない様子です。
僕の指がオマンコの中へと入れられます。代わりに、中からは温かい液体が吹き出し始めました。
その愛液はひろみさんのパンティーを激しく濡らし、真っ黒な陰毛まで浮かび上がらせてしまいます。
気づいた彼女は身体を起こし、僕の目の前で自分からその濡れたパンティーを脱いでしまうのでした。
振り向いた彼女は、僕の胸の中へと顔を埋めて来ました。衣服の上から胸元に唇を這わせ、僕を感じようとしています。
聞こえて来たのは、『ハァ~…、ハァ~…、』という彼女の呼吸。
ひろみさんは興奮をし、自分自身をもう上手くコントロールが出来ないようです。
胸にあった彼女の顔がグッと伸びて来て、僕の唇を奪いました。目を閉じた彼女の唇が、わがままに僕の唇に擦り付けられます。
そんな感情的になる彼女を初めて見せられた僕は、少したじろいでしまうのです。
『ヨシ兄さん、欲しいです…。私、ヨシトさんが欲しいんです…。』
その声は少し震えていました。年上の彼女なりに照れもあるでしょう。それでも、僕に伝えずにはいられなかったのです。
数秒後、全裸の二人がベッドで絡み合っていました。唇と唇は狂ったように重なり、肌と肌は擦り付け合ってしまいます。
男の股間は大きな勃起を見せ、女の股間は恥ずかしいほどに男を欲しがって濡れてしまっています。
風呂場から聞こえて来るのは、張っていたはずのお湯が溢れ始めている音。
しかし、今の二人の耳にはそんな音など入る余地はありません。
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