そして、夜が来てあの男の部屋。
(今日はついてるよな・・・こんな日は何をやっても上手くいく・・・・パチンコにでも行くか?)
そんな事を思いながら家を出た。
この男の家はやはり京○電車の本線近所にあり、駅前にはパチンコ屋やめし屋があった。
今夜もパチンコでもして、勝ったら少し豪勢な物でも食べて帰ろうかと言う算段だった。
世の中そんなに甘くは無く、思いの外手痛い負けを喰らってしまう。
(行かなきゃ良かったな・・・今月も給料日までまたろくなもん食えに無いなあ・・・、なんで俺だけが
こんな目に遭わなきゃなんねえんだ・・・あの女のせいだ・・・あんな事無かったら・・・)
完全にとばっちりである。
この男、実は駅の清掃の仕事をしている、今日もたまたま受け持ちの駅にいた時、参加出来たのだった。
京○電車の本線のパスを持っており、いつでも自由に出入も列車に乗る事も可能だったのだ。
下着泥に痴漢のどうにも迷惑な性癖を持っていたこの男には、この仕事が天職だったのだ。
そんな男が歪んだ欲望の吐口を、私に絞って行ったのです。
それでも、まだ私が近所に住んでいる事は判らなかったのです。
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