一方、あの男は戦利品を眺めながら考えていた。
はるなはこの結果に満足している。
こうされる事を望んでいるのだ・・・。
実際、少しのリスクを克服するとそれ以上のリスクを求める物だ。
今回の成功で自分は、安全圏から成功して脇が甘くなっているのではないか?
リクエストをしたところもその甘さが感じられる。
しかし、今のところどうも置きをするのは京○電車のどこかの駅という事しか判らない。
今回はたまたま、自分が居た駅でラッキーだっただけだったのだ。
だだ、なんだか俺の中に引っ掛かるものがあった。
等身大の身体だけで何とも言えないが何か気になっているのだが判らない。
悶々としながら夜は更けていった。
※元投稿はこちら >>