無意識に体を弄っていた。
全身を、男がしたように乱暴に触った。
乳房を握り潰し、乳首を抓って引っ張った。
指が食い込むほど腰を掴み、二本の指をクリトリスに擦り付けた。
「よし、出すぞ・・・」
男の名前は知らない。
けれど、唾液の味を知っている。
どんなふうに腰を振るか、射精の瞬間にどんなふうに肉棒が痙攣するかまで知っている。
私の中に精液を放つ男の後ろで、右手をゆっくりと動かして扱きながら順番待ちする男は、またネットリとした動きで膣の中で動くだろう・・・。
膣の中で左右に、上下に・・・粘膜の全部に丁寧に擦り付ける・・・。
あの時の私は、次の男がどんなふうに腰を動かすかを思い出しながら、膣の中に広がる熱い精液を感じていた。
「チンポが欲しいか」
(・・・欲しい)
「誰のチンポでもいいから、突っ込んで欲しいんだろ」
(そう・・・誰でもいい・・・突っ込んで・・・)
私は心の中に湧く、さっきまで男達に与えられた言葉に、返事を続けた。
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