何度かの絶頂を経ても 腰の動きを止めない私の隣に男が立つ。
後頭部を掴んで引き寄せ、固くなり始めた肉棒を私の唇の中に押し込んでくる。
私は添えられた男の手に導かれるまま首を伸ばし、赤黒いツヤツヤと光る亀頭を口に含んで頭を振る。
膣からは愛液を掻き出される グチョッ、グチョッ、グチョッ、という音が響いていた。
口の中に精液の味が広がるのを感じて、私はさらに激しく頭を振った。
「もっと欲しいだろう?」
男の声が聞こえた。
「まだ足りないんだろ?」
男の言葉を証明するように、私の腰は動き続けていた。
もう2回も犯されたのに。
下品な姿のまま数えきれないくらいイキ狂ったのに。
・・・・・足りない。
「どこかで男を漁ってみるか?」
それはもしかしたら 本心ではなかったのかもしれない。
「男を誘って 抱いてもらうか」
そうしたいと思っているわけではなく、私を罵る言葉の1つだったのかもしれない。
けれど男は言葉を続けた。
自分の話す言葉の意味に興奮したのかもしれない。
内容はどんどんとエスカレートしていった。
「動かないディルドじゃ、物足りないだろう」
「下から突き上げて欲しいだろ?」
「犬みたいに犯されながら 口もこうして使ってもらうか」
「順番待ちがでるほど 大勢に囲んでもらうか」
膣から突きあがってくる快楽と卑猥な音が、口の中に感じる肉棒の熱と精液の味が 動かくなったずの私の思考に、男の言葉をリアルに想像させた。
想像の中の私は 男達に囲まれ、腰を振っていた。
別の男のチンポを吸い、頭を振っていた。
全員の欲望を体中に受け、堕ちていた。
男が私の口を塞いでいなかったら、違ったかもしれない。
男の言葉に私が答えたら、男は言葉と止めたかもしれない。
けれど私の口は塞がれ、男の言葉に答えられないままだった。
だから男は言葉を止めず、続けた。
「どうした、興奮しているのか?」
「淫乱な女だ・・・まだ欲しいんだな」
「下から突き上げられたいか?」
「後ろから犯してほしいか」
そして私は いつからか同じ言葉を頭の中で繰り返していた。
足りない・・・・・。
足りない・・・・・。
足りない・・・・・。
足りない・・・・・。
もっと・・・・。
・・・・・・・・・・・・・もっと大勢に。
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