水曜日は、旦那が家を出る前からメッセージが届いていた。
待ち合わせ時間は9時と書かれていたので、旦那を送り出してすぐに準備をして家を出た。
待ち合わせ場所にいたのは45歳くらいの男で、不潔だった。
11時に2人組と、14時と15時30分に1人づつ男と会った。
5人とも名前を名乗らなかったが、全員が口と膣に射精した。
帰宅したのは18時を過ぎていた。
旦那の帰宅は、いつも通り21時を過ぎるだろう・・・
そう確信する山崎さんを否定できず、疑うこともせずに報告をした。
「それで、一人目は?」
「・・・3枚です」
そう言って、私は小銭入れから500円玉を3枚取り出した。
そして、ナイトテーブルに置いた貯金箱に入れる。
100均で買ったプラスチック製の透明な貯金箱には、プリント代すらケチったのかプラスチックの凹凸だけで『500円玉で50万』と刻まれていた。
「二人目・・・いや、これは2人同時か・・・それで?
「・・・5枚です」
コトッ、コトッ、コトッ、コトッ、コトッ、、、
500円玉の上に落ちた500円玉が、音を立てていた。
「三人目・・・いや、四人目か・・・それは?」
「・・・3回でした」
また私は、3枚の500円玉を貯金箱に入れる。
最後の5人目の射精の回数を聞かれてを回と答え、また2枚の500円玉を入れた。
今日は13回か・・・まぁ、5人とはいえ中年男ばかりにしては、なかなかだな」
山崎さんは少し満足そうに、7分目を超えて溜まった貯金箱を見ている。
山崎さんがこの貯金箱を買った日、嬉しそうに私に言った言葉を思い出した。
「1発500円だ・・・良いと思わんか?」
「どこに出しても同じ・・・そうルールを作れば、もっと自分勝手に乱暴に、全員がお前を求めるだろう」
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