「・・・それで?」
私はリビングのソファーで、3日ぶりの奉仕をしていた。
まるでこの家の主人のようにどっかりと座る山崎さんの、開いた足の間に跪いていた。
ついさっき、いつものように1階の自動ドアを開錠した私は全裸になり、玄関の扉で山崎さんを待った。
足音に山崎さんを確信し、扉を開けて待った。
いつものように、山崎さんは全裸の私を引き寄せキスをした。
開いた扉を肩で押さえたまま、私を跪かせた。
爪先を玄関のタイルに、膝を廊下の床につきながら、指でチャックを下ろしオチンチンを引き抜いた。
まだ固くなりきっていない亀頭にキスをしてから口に含んだ。
山崎さんは、私の頭を撫でてくれた。
「昨日で4日目だったな・・・それで・・・?」
「・・・3人でした・・・」
私はフローリングの床に正座し、山崎さんの右足を持ち上げ、親指を口に含みながら言った。
「最初の人は・・・12人目は、気持ち悪い男でした・・・」
親指と人差し指の間に舌を捻じ込み、擦り付ける。
下品な私の舌に熱くなる視線を感じてゾクゾクした。
「ふぅん・・・・・コイツか・・・」
山崎さんが右手にもつカメラを操作する。
「・・・確かに・・・なかなか、特殊そうだな」
そう言いながら画面をスクロールしている。
私は、あんな男に山崎さんの視線を奪われた事に不満を感じた。
ゾクゾクとした興奮をくれる視線が、私を見ていない事に不満を感じたと思っていた。
それが、一瞬で私の本質を見抜かれた事への、今よりも私を変化させられるかもしれないと予感した本能が生み出した、焦燥感の色を含んでいる事に気付いていなかった。
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