真理子は、ゆっくりと薄く目を開いていく…
羽生の身体に凭れ掛かる身体は身動きも出来ず、その不自由な身体に食い込む縄の感触は、初めてなのに真理子の心は高揚していて、それに反応するように白い肌も桜色に変わっていた。
縄に寄って絞り出された乳房の頂点には、羽生の言う通り薔薇の花が咲いている。
そして、恥ずかしいくらいにその先端がプックリと膨らんで、羽生にそこを触れられるだけで、真理子は感じて逝ってしまった事を思い出すと恥ずかしさが込み上げて男達と視線を交わす事も出来ないでいた。
しかし、こうして、二人の男に挟まれ弄ばれて辱めを受けると、心が高揚し、身体が火照ってしまう自分が居る…
真理子はふと羽生に出会う前に振り返ると、康介にこっそり隠れて見ていた動画でそんなシーンがあり凄く興奮して濡らしてしまって一人妄想して自慰をしてしまった事を思い出す。
そして、まさに、それが現実になると、次はどんな事をされるのか?と思うと怖さ以外に…真理子は得体の知れない何かに心を高揚させていて…
羽生:『奥さん…マゾじゃないと認めたくないのは、わかりますよ……でも、どうして求めないんです?本当の貴女を受け止めてあげたらいいんじゃないです?』
羽生は、真理子の腰を抱きながら話し始める。真理子は羽生の言葉を聞き入ると、自分の心の中で燻る欲求について考え始めていく…
真理子:『そんな…私…違う…』
すると、隣に居たマスターが離れて行くと、壁からもう二本の麻縄を手にして戻って来る。
マスター:『奥さん…もう二本増やしましょうか…ね?羽生さん…いいでしょう?』
マスターは、羽生に凭れ掛かる真理子を見て冷静な態度で麻縄の束を見せて、縄を解き始める。羽生は、マスターと目が合い、コクリと頷く。すると、マスターは解いた縄を手にして…
マスター:『真理子さん…そちらの畳の上に座って貰えますか。羽生さんも一緒にしましょう…教えてあげますから…もう一つの縛りを……』
そう言うと羽生は真理子を連れて畳の上に座り、マスターから一束の麻縄を手渡されて解いて行く。
すると、部屋に不自然に一つだけ置いてあった肘掛け付きの座椅子が置いてあり、マスターは座椅子を真理子の前に置く。
マスター:『羽生さん、真理子さんをその座椅子に座らせてください』
羽生はマスターが何をするか薄々勘づいて来るとに口角を緩めて座椅子へ真理子を座らせる。
羽生:『奥さん、こちらに座って…ほら…』
羽生は真理子を介錯しながら座椅子へと座らせる…真理子は何をするのかも知らずに羽生に促されるままに、座椅子に腰を下ろすと太腿を閉じ合わせて見えないように気にする。
真理子:『な、何をするんですか?…あぁ…また……』
羽生とマスターは真理子の言葉に返答せず両隣に胡座をかいて座るようとニヤニヤと微笑み…
すると、マスターは、いきなり…真理子の太腿を掴むと持ち上げグイッと広げようとする。
真理子:『えっ!?…いゃ…お願い止めて…羽生さん…お願い…』
羽生はマスターが脚を広げようとすると、顔を横に振り懇願する真理子を見て、真理子の内腿を軽く平手打ちをする。
羽生:『パシっ……ほら…開いて…今からじっくり見てやるから…ふふ…見られて興奮する身体だって自覚させてあげるよ…』
そう言うと真理子の太腿は、羽生とマスターによって掴まれて広げられ、毛羽立った麻縄を巻き付けられて縛られると、無防備な恥部が男達のギラギラした視線に晒されるのだった。
(続く)
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