会員制fetish bar Heaven's doorは、一見…スナック風の店内だが、その奥の扉の奥には、四畳半くらいの部屋があり…そこで、店で気の合う者同士が、そこで非日常的なプレイをする為に作った部屋だった。
そして、その部屋に羽生は、真理子を連れて部屋に入って行く…
そこは和室調で畳の敷かれた部屋で妖しい雰囲気を醸し出すように薄いピンクの照明が照らされている。
羽生:『マスター、この部屋模様替えしてる?前と違うね?』
マスター:『あぁ…羽生さん久しぶりに来たから知らないか…うちに来てくれる常連さんのご夫婦がね、和室で縛った奥さんの姿を見たいって前から言っててさ…最近、変えたんだよ。』
羽生:『そうなんだ。和室で縛られる奥さんかぁ…そういうのも良いね…』
羽生は真理子をチラッと見ると微笑むと、真理子は視線が合い顔を強ばらせる。「縛る」という言葉に真理子も知らないはずもなく…動画で縛られる女性は見ていて、自分も縛られたら…どんな気持ちだろうと想像した事もあった。しかし、実際…羽生に縛られるかと思うと不安の方が先で顔を強ばらせる事しか出来なくて…
羽生:『奥さん…こういう所、初めてでしょう?どうです?こういう非日常的な雰囲気とか…』
真理子:『あ…初めてです。でも…少し怖いです…非日常的…別に何も……』
真理子は、羽生とマスターの方を見て落ち着きのない様子で答える。
マスター:『初めてなんだね。羽生さん、奥さんって…こちらの女性は人妻さんなのかい?』
羽生:『マスター、そうなんですよ。人妻さんなんです。ちょっと訳ありでね……こういう店に連れて来てみたくてね。ふふ…』
マスターは、冷徹そうな視線でチラチラと真理子を見ながら、羽生と話し始める。真理子はそのマスターの視線を避けるようにしていて…俯き、他の所に視線を向けたりしていて…
マスター:『こんなきれいな奥さんなら、大歓迎ですよ…すみません…下のお名前でも教えて貰えますか?』
真理子:『そんな…綺麗だなんて……あの…真理子です。』
マスターは強面の顔を緩ませて、優しく微笑むと…意外と可愛く見えて、真理子も少し安心して微笑み返して…
マスター:『真理子さんですね。初めての体験を歓迎しますよ。何かお飲み物でお持ちしますよ。羽生さんは、ハイボールで良いよね…真理子さんは、何か甘いカクテルで宜しいかな?』
羽生:『ありがとう…マスター。ハイボールで…』
真理子:『……はぃ。お願いします…』
そう言うとマスターは部屋から出て行き、部屋で二人だけになると…
羽生:『良かったら…あとで、シャワーでも浴びるかい?さっき、あんなに濡らしてたから…そこに、シャワールームもあるよ?』
真理子:『ありがとうございます…でも…大丈夫です』
羽生の優しい気遣いを感じながらも、真理子は警戒して受け入れる事が出来なかった。
羽生:『そうなの?帰るまで…その匂いさせるの可哀想だと思ったのに…ふふ…』
真理子:『そ…それは……』
羽生は真理子の一番気にしている事を言って来る…
確かに、映画館から出てからと言うもの、ぐっしょりと濡らしたレオタードの股間は気持ち悪いくらいで…
恐らく、そこからの匂いも真理子は気になっていた。
羽生:『大丈夫ですよ…覗いたりしませんから…なんなら、ここから出て行きますから…』
真理子:『ほ、本当ですか?絶対に…?』
羽生は真理子の目を見てニコリと微笑み…
羽生:『ごゆっくり…マスターには、僕からお願いしておきますよ。』
真理子:『ありがとうございます…』
羽生が部屋から出て行くと、シャワールームを覗いてみる…
簡易の狭いシャワールームのようで脱衣場が無かった。
真理子は、仕方なく部屋でニットのワンピースを脱ぐと汗や愛液で染み込んだレオタードを脱ぐと白く豊満な裸身を見せてシャワールームへと飛び込むのだった。
身を清めた後に…
また、辱められ…
身体にマゾの証を刻まれるとも知らずに…
(続く)
※元投稿はこちら >>