土曜日の朝…夫の康介が仕事に出掛けると、真理子は一人、ザワつく心を抑えながら家事を済ませて、寝室へと入って行く。
部屋着のワンピースを脱ぎ、下着姿のままで、昨日に届いた男からの指示のメールを思い出す…
暫く、躊躇ってから…薄紫色のブラトップを脱ぎ、同じ色のショーツに手を掛けて脱いでいく…
全裸の真理子は下着を履かずに、そのまま黒のストッキングを白い柔らかな太腿に通すと手をストッキングの中に入れ、この前……男から虐められた卵形の淫具を股間に当てて…
「ぁぁ……また、これで……」
真理子は男の指示する意図を感じながら、次にその上から、この前着ていた透けた白のレオタードを身に纏う…
姿見鏡に映る淫らな姿を見ると少し心に入り込もうとする厭らしい牝が真理子を姿見の前で高揚させてしまう…
その後…クローゼットからグレーのニットワンピースを羽織ると全身を鏡に映して見る…ゆったりしたワンピースは、真理子は淫らな姿も隠してくれ、身支度を始めていくのだった…
AM10:50…真理子は○○○駅から少し歩き裏通りに面した古びた映画館の前に居た。
通りに出された小さな看板に○○○シネマの文字を見逃せば通り過ぎてしまうくらい目立たない映画館で、もうすぐ上映時間になっていても入る客居なかった。
真理子は、ここに来るまで、知り合いに会わないかと気が気ではなくて、ここに着いて少し安堵しているのだった…
そして、映画館に入ろうとした時に、男からのメールが届く…
【映画館に入ったら、人の少ない所に座って映画を見て…後で後ろに座るから…】
真理子はメールを読んでから映画館の中へと入って行き、発券売り場でお金を払い…開かれたシアターの扉をくぐって中へ入ると…
静かな明るい50席程の客席には人は疎らでコロナ対策で席は1席ずつ空けられていて、席には、大学生風の若い男性が2人、太った禿げ頭の中年男性や中年のカップルが二組くらい居て…
真理子は出来るだけ人の少ない後ろから2列目の席に座った。静かな室内で聞こえるのは中年カップルの会話くらいで、あとの人は静かにスマホを見たりして時間を潰していて…
真理子は後ろを振り向くが男は、まだ後ろに居ない…
真理子は後ろを気にしながらスマホを見ていると、開演時間を知らせるブザーが鳴るとシアター全体に明かりが徐々に落ちていく…
真っ暗な室内で、前のスクリーンには宣伝用の映画が流れるといよいよ……映画が始める時に…真理子の後ろに人が座る気配がして……振り返ろうとすると…
その時………
男:『静かに…後ろは振り向かないでくださいね?…そのまま…映画を楽しんで…』
男は真理子の耳元で小声で囁くと、真理子は振り向くのを止めて、小さく頷くと小声で答えて
真理子:『はぃ……』
そうしていると目の前のスクリーンが明るくなり映画が始まっていく…
男:『振り向かせても良かったですけど…まだ、僕が誰だか答えさせたかったから…映画が終わるまで…お預けしてもらいます。さぁ…映画に集中しててくださいね…ふふ』
男は、真理子の耳元でずっと囁きかけて来る。その吐息や息遣いまで聞こえて来て、真理子は金縛りにあったようになる…すると…真理子の股間に仕込んだ物が蠢き始めた……
『ブゥゥン…ブゥゥン…』
真理子だけにわかる、その振動は、牝芯に直に鈍い愛撫を与え始める。
男:『ふふ……この前は電話越しでしたから…奥さんの直の喘ぐ声聞かせて貰えますね。』
男はニヤけた声で真理子を煽り始めると、真理子は俯き肩を竦めて我慢するしかなく…真理子は小さな声で…
真理子:『ぅぅ……ぁぁ…どうしたら…許してくれますか?ぁぁぅ……』
真理子は、これから映画が終わるまでの虐められるかと思うと…耐えきれなくなり、許して貰えるように懇願して……
(続く)
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