『…バタンっ……。』
薄暗い寝室に入る真理子…
クローゼットの奥に隠していた紙袋の中から、真新しい黒いバイブを取り出す。
そのバイブは、昨日使っていたリアリティのあるディルドーとは違い滑らかなフォルムでグロテスクな感じはなかった。
真理子は、火照った体を冷ますように、着ていたワンピースを脱ぎ、リビングでぐっしょりと濡らしたショーツも静かに、豊かな尻臀の薄皮を剥くように脱いでいく…豊満な白い裸身をベッドに横たえて…
一時停止した動画を再生すると、男はディルドーにコンドームを被せてから、女性が男の持ったバイブの先端でヒタヒタと蜜唇を撫でられていて…
真理子も使い方を知らずに、同じように袋に入ったコンドームを被せていく。
男:『奥さん?欲しいんでしょ?本当は…こんなに濡らして、直ぐに入りそうですね?ひひっ……』
男は下品な笑い声を立てられると目隠しされた顔を横に振ってみても、男は無視して、丸みのあるバイブの先端をゆっくりと蜜口を広げて挿入していく…
そして、男は入口で抜き差しさせながら、蜜口が広がる様子もアップで撮し出されて…
真理子は、壁にもたれ掛かりながら、持っているバイブのこんもりと膨らんだ部分を蜜口にあてがい、ゆっくりと蜜唇に触れさせるのだった…
真理子:『はぁぅ…ピチャピチャ……ぁぁ…』
バイブの先端は蜜の糸を引かせるかと思うと…真理子は、それを欲しくなり、少し大きめの丸みのある先端でゆっくりと蜜口を広げていくと…
真理子:『あぁぁっ…んんっ…ん…』
その大きな先端に広げられる蜜口の快感は、昨日のディルドーを思い出させられて…
そして…画面の中の男は、ゆっくりと次第に奥へと抽送して抜き差しを繰り返し、女性を弄ぶようにして…
男:『ひひっ…欲しいんでしょう?もっと…いきたいんでしょう?本当は…ほら、こうしてあげようか……カチッ………ウィンウィンッ…』
男はバイブを半分くらい入れてから、スイッチを入れたようで女性の蜜奥から、鈍い機械音が聞こえてくる。
女性:『ああぁっ!ひぃぃっ…うぅっ……いやいや…ダメ…直ぐにぃ……』
真理子はそれを見て持っていたバイブのスイッチを見つけて…思い切って、バイブを奥まで入れてスイッチを入れてみた…
真理子:『ヴィィン…ヴィィン……あっぁぁっ…すごいっ…あぅぅ…はぁはぁ…』
バイブは真理子の潤った蜜襞を掻くように頭を振り始めると、敏感になった部分に何度もコツコツと敏感な蜜壁を叩くように当たって…
真理子はバイブの根元を握りながら、快感を求めるように、ゆっくりと抜き差しし始めていく…
真理子はスマホの画面も見る余裕も無くなり、男の声だけが聞こえてくる…
男:『奥さん…こんなにベチョベチョに濡らして…はしたない女だねぇ…まるで、発情したメスじゃないか?』
真理子の耳に男の声が聞こえてくる…煽られてるような気分になると、堪らなくなり…クネクネと動いているバイブを締め付けて…
真理子は、誰も居ない寝室で大きく喘ぐ声を上げてしまうのだった。
真理子:『あぅぅっ…ひぃぃっ…んんっっ!んっんっ!…クチュっクチュっ……』
真理子はもう動画を見る事も出来ずに動画のような妄想に浸りながら、バイブを動かして快楽を求める。バイブを抜き差しする度に蜜が溢れて垂れて…真理子は、握っていたバイブをグッと一番感じる壁に押し付けると……
真理子:『はぁぅぅっ!いくぅぅぅっ!……ぁぁぁ…』
真理子は、背中を弓反りにさせると、淫部からは、勢い良くピュッピュッと透明な液を噴き出すのだった…
そして……目の前が真っ白になる中で、真理子の手元にあったスマホが鳴る…画面を見ると…あの男からのメールで…
恐らく、土曜日の事だろうと考えると…今、バイブを入れている真理子の牝の部分が無意識にキュッと締め付けているのを感じて…土曜日に起こる事を予感してるようで……
(続く)
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