真理子:『はぁはぁっ…んん……はぁはぁ…』
一度、絶頂を迎えた真理子は床にぐったりと腰を落として、息を荒らげていると、受話器の向こうから男の声が囁いてくる…
男:『気持ち良く逝ったみたいですね…ふふ…』
真理子:『はぁはぁ………はぃ……』
真理子は男の問いかけに、蚊の鳴くような声で返事をする。
真理子のアソコで暴れていたローターも収まっていて、焦点の定まらない状態で鏡を見ているが…
一度、絶頂を迎えてしまった真理子の体は、いつも康介とのセックスの後の自慰の後とは違い、まだ火が消えずに快感を追い求めていて…
乳房に触れていた片手を静かに股間へと忍ばせていく…
真理子:『あぁ…んんぅ…』
男には悟られないように静かな吐息を吐くと指の腹には、丸いローターの感触…
丸みのあるそれを、ゆっくりと撫でると、先程の振動が恋しくなっていく……
男:『本当は…一回で満足してないだろ?』
受話器の向こうからの男の声……「満足してない?」
その言葉に真理子の心を悟られた事に驚きながら
真理子:『あっ……そ、そんな事……ありません…もぅ…いいです…』
男:『嘘…だろ?…』
真理子:『嘘じゃ…はぁうっ…ぁぁ……』
真理子は平然と装って、男から逃れようとすると、突然…また…あの恋しくしていた振動が始まる…
真理子:『んんっ…ぁぁ…あぅ…』
男:『まだ…物足りないって声からわかるよ…ふふ…。まだ…試してない所…あるだろ?』
真理子:『はぁぁ…ぅぅ…た、試してない所?…はぁう……』
再び暴れ始めたローターに真理子は疼いていた淫らな心に火が着き始めて…男は、火を消さない程度に焦らしてローターを入り切りさせる…
そんな仕打ちをされればされる程、男の次の言葉に期待してしまう……
男:『他にも玩具あったよね?持って来てよ…』
真理子はベッドの上に置かれた二本の男根を模した玩具を見ると、手を伸ばし手に取り…
二本の玩具のうち、真理子がやはり気になるのは、リアリティのある吸盤付きのディルドーで…手のひらで触れると、反り立った男根は、血管を浮き彫りにさせていて、まるで本物のように見えてしまう。
真理子は触れていると、いけないと思いながらも、昨晩、見ていた康介のモノと比べてしまうと心の中で呟いて…
「あぁ…康介さんのより…長い……」
そのディルドーは、いつも、康介のモノでは届かない真理子の感じる部分に当たりそうな予感がしていて…
そんな思いが、自然と真理子の細く白い指が、そのディルドーを優しく触れて、扱いてしまうのだった。
男:『どうした?持って来たかい?』
真理子:『あ……はぃ…持ってます…』
男:『じゃあ、どっちがいいか…選ばせてあげるよ…ふふ…』
「選ばぜてあげる…」真理子はその言葉に、返答に少し迷ったが、暫くして、恥ずかしそうに……
真理子:『あの…肌色の……吸盤みたいな……の……』
男:『ふふ…リアルなの好きなんだ?旦那さんと比べただろ?』
真理子の心の中を見透かしたような男の一言は真理子に返答を困らせる。
真理子:『えっ…そ、そんな事…考えてなんか…』
男:『そうか…それなら、その体に聞いてあげないとね?それじゃあ、それを、床に吸盤を貼り付けて…四つん這いになりなさい…』
男からの指示に真理子は、躊躇いながら、ディルドーを床に貼り付かせて立てる…
床から生えた男根を見る真理子の目は、亀頭のエラの張った部分に見とれると、自然と手をエラの部分に触れて…
康介とは違う形の亀頭に、もし、これが入ったら…どうなるんだろうと想像して…
そして、男に言われるままに床に四つん這いになる真理子…その姿は、まるで牡を求める牝獣のように発情してるように見える…鏡を見る真理子は、自分の姿を見て子宮がキュンと疼いてしまって…
真理子:『四つん這いになりました…。はぁぁっ……えっ…あぁぁっ!……また…んんっ!…』
真理子は男に答えた途端に、股間のローターは真理子を煽り始めて…前を支えていた腕は力を無くし、倒れ込むと、お尻を高く上げた状態になり…
そして、真理子は目の前にあるディルドーを見ると、
冷たい人工的な男根でも愛しく頬を擦り着けて行くのだった……
真理子:『あぁっ…ちゅっ……んんっ…はぁぁ…ちゅ…ぁぁ……』
(続く)
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