『あぁ…真理子っ…はぁはぁ…あぁぁっ…』
康介は、股間の方へと視線を落とすと片手を男根に添えて蜜口へと導く様子が見える。そして、その視線を上げると…そこには、薄明かりの中で真理子は妖しく微笑んでいた。
『はぁう…ぁぁん……はぁうぅ…あふぅ…康介さんっ…ここ気持ちぃぃ…』
真理子は康介の亀頭を暗がりの中で蜜口に触れさせながら、康介の愛撫で灯りかけた体の火照りを更に大きくさせていく。そして、亀頭の先端が包皮に包まれた愛芽を擦れるとビリビリとした電気が体中を流れて目を細めて快感に浸る。
『はぁはぁ…ひぃぃっ…んんっ!…』
康介は暗がりの中で真理子のそんな姿を見ると、普段の真理子とは違う妖艶な表情に興奮し男根をピクピクと反らせるのだった。
『おぉっ!…んんっ…真理子、今日は凄く敏感なんだね…あぁ…苦しいよ…早く入れさせて…ぁぁ…』
真理子も康介の視線に気づき、昼間の男達からの視線を思い出し蜜奥からトロトロと蜜が溢れ出して来るのを感じると、ゆっくりと腰を落として行くのだった。
『あぁ…んんぅ…康介さんっ!入っちゃう…あぁぁ…んんっ!』
埋没していく康介の男根に真理子はゆっくりと康介のモノを感じるように腰を揺らす。
『はぁはぁっ…んんっぐっ…!真理子っ…あぐっ…凄いよっ!今日の…真理子ぉ…』
康介は真理子の中に挿入すると一瞬で果ててしまう程、中はトロトロに濡れて熱くなっていて、亀頭はその溶けてしまうような蜜襞に弄ばれていって…
『こ…康介さぁんっ…気持ちいいのっ!…あぁぁっ…ぁん…ぁぁ……ぁん…』
真理子は康介の男根を根元まで挿入すると奥で感じる所を探すように腰をくねらせる。もう少し…あと…もう少し…と、そんな歯痒い快感を求めていると…
『あぁっ!真理子っ…もぅ…もぅだめだっ!出すよっ!あっあっ!…』
突然、真理子の耳に康介の声が聞こえると、真理子は愛する夫のモノで絶頂を迎えようと快感を求めていた腰使いを止めて
『あぁっ…んんっ…いいっいいの……えっ!?あっ…康介さん…』
真理子は康介を見下ろすと、息を荒らげて果てた康介の表情が見えて…康介はその場を取り繕うように笑みを浮かべて…
『真理子…今日は凄く気持ち良かったよ…いつもなら、もう少し頑張れるんだけどね…また、しようね…』
康介の言葉に真理子は愛する夫の為に優しく微笑むと腰を浮かして康介の果てた男根を見て
『康介さん…いいの…抱いてくれるだけで嬉しいの…また、抱いてください…』
そう言うとティッシュで康介の後始末をするのだった。手に触れて柔らかくなっていく男根に一抹の寂しさを感じながら、真理子の中では、治まらない欲望が燻り続けている。
『康介さん…先に寝てていいから、シャワー浴びて来ます…』
そう言って真理子は、康介に欲望を募らせた牝の顔を見せないように部屋を出て行くのだった。
(続く)
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