立体駐車場に着いた真理子は、トイレから少し離れた所で立ち、男性用トイレの方をチラチラと見ながら様子を伺っていた。幸い、立体駐車場は閑散としていて人影も無いくらいで…真理子は暫く様子を見て意を決して男性用トイレに入って行く。中に入ると男性は居なく、直ぐに2つあった個室の内の1つに入りメールを打ち始める。
【今、着きました…】
真理子がメールを打つとトイレに人の気配のする物音が…
『ギィ…バタンっ!……』
真理子は隣の個室に入る男性の物音に息を殺して緊張して、その後直ぐに真理子のスマホのメールを知らせるバイブが震えて、覗き見ると…
【ちゃんと入れたみたいですね。良かった、隣も空いてて……さて、ここで…今、履いてるパンティを脱いでから上から頂きます。あと…こちらに電話をしてください。090-……】
今まで、真理子を辱めて来た男が隣に居ると思うと恐怖して体を硬直させてしまう。そして、履いてる下着の事を触れられて、今、絶対に見られたくない真理子の辱められて汚した部分を見られると思うと羞恥に顔を赤く染めてしまうのだった。しかし…男からの指示には抵抗する事も今となっては出来ずにガウチョパンツを脱ぎ下ろし、ショーツを静かに下ろしていく…。
ベッタリと淫部に貼り付いたクロッチを裏返して見るとゲル状に汚れていて真理子は見られたくない気持ちからショーツを小さく丸めて手を隣の個室に投げ入れる。隣に耳を澄ませて真理子は恐る恐る電話を掛けて…
『トゥルル…トゥルル……ガチャ…はじめまして…投げ入れなくても、こちらから手を伸ばして受け取ったのに…ふふ…』
真理子の耳から伝わる男の声は、メールの文字の印象で想像していた陰湿な声色ではなく、社交的で優しげな声色で…
『そんな…もうその下着差し上げますから許してください…お願いだから…』
俺は、まだ真理子の肌の温もりのある、クシャクシャになつたショーツを広げてクロッチを見ると…
『おや…こんなに濡らしてたんですか…こんなにヌルヌルにして…説得力ないなぁ、見られて反応してたんですね。良く濡らすんですね…』
真理子は、自分の履いていたショーツを見られながら
、そんな事を言われるなんて初めてで何も言えずに顔が火照るくらい熱く感じて…
『自分でもわかってるんでしょう…見られて興奮してたって…証拠がこれなんだから…凄い濡れようじゃないですか…貴女は見られて興奮してたんですよ。認めたらどうです?ふふ…』
真理子は男から諭すような言葉に否定出来なかった。それに男からの指示される事に拒否出来ないから従っていたと言っても、興奮してたのは事実で…お店でのあの男達からの視線に真理子は女として見られる悦びを感じてた事もわかり…男から言われると再確認してしまい…
『でしたら…期限付きで私の奴隷になるって事にしませんか?1ヶ月…僕の奴隷になってくれたら、何も無かった事にしましょう。それまでは、僕には絶対従うという事に…なに、無理な事は言いませんよ。お互いに事情がある時は無理しない前提で…』
男からの提案に真理子の気持ちは揺らいだ。男からの譲歩された期限付きの条件と心の何処かで奴隷という関係に憧れてた部分もあって…
『じゃあ………本当に…本当に1ヶ月なんですね?信じていいんですね?約束してください…』
真理子はそう言うと…
『絶対にお約束します。その代わり、本当の貴女を見せてください…嘘偽りのない真理子を見せてくれる事が条件です。いいですね?』
男からの紳士的な態度に真理子は男の言葉を信じてみることにすると…
『わかりました…1ヶ月…貴方の言う通りにします…』
真理子は小声で話すと男は…
『じゃあ…契約成立という事で…お互いに秘密の関係という事にしましょう。あと…ショーツのプレゼントを貰ったお礼に真理子の車の下にプレゼントを置いたから忘れず持って帰ってくださいね。じゃあ先に出ます。…ガチャ……ギィ…バタンっ……』
ドアが閉まる音と立ち去る足音に真理子の緊張は切れて、足の力を無くした真理子は洋式便座にゆっくりと座ると呆然として……
(続く)
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