真理子が、自宅で羽生のメールを受け取っている頃…羽生は、まだfetish bar Heaven's doorで、マスターと話していた。カウンター席に座る羽生は、隣に座る二人の様子をニヤニヤと微笑みながら、真理子からの返信を待っていた。
マスター:『美穂子、来るのが遅いぞ…せっかく、お前とレズらせてやろうって思ったのになぁ?ふふ…』
マスターの隣で座る女性…羽生が見る目には、前に見た時とは、少し雰囲気の違う滝川美穂子の姿があった…グレーのスーツ姿の美穂子は、仕事帰りなのだろうか?傍らにキャリーバッグが置かれていている……
美穂子:『もぅ…久しぶりに羽生さんに会ったのに…恥ずかしいわ…出張帰りで、会社に戻らないといけなかったのよ?仕方ないじゃない…その真理子さんって、どんな方なのかしら?』
美穂子は、髪をアップして、いかにも凛として、女社長の風貌を見せながら、
グラスに入ったビールを一口飲むとマスターを見て……
羽生はチラッと下を見るとカウンター席越しにマスターの手が美穂子のタイトスカートの上を撫でている。
マスター:『そうだな…さっき…縛ってわかったんだが…美穂子、お前に良く似た反応する女…だったよ…ふふ……』
マスターの手はタイトスカートの裾から覗くストッキング越しに膝を触れてニヤッと微笑みながら、そう言って…
美穂子:『あっ…そ…そうなのね……縛ってあげたの…私に似てる?……会ってみたいわ……ところで、羽生さんは、真理子さんの…あ、もぅ……羽生さんが見てるわ…』
マスターは羽生の視線に気づきながら、美穂子の膝に手を入れて太腿を開かせ中へと手を入れる。美穂子はその手を押さえる事に抵抗もせずにいて…
マスター:『ん?ふふ…なんだ?他の女を縛って嫉妬してるのか?いつも…縛ってやってるだろう?羽生さんの前で見せたらいいじゃないか…女社長ぶっても、ドMで直ぐにスイッチ入るって…ほら…もっと脚を開け?』
マスターは、美穂子を見る目や言葉遣いが変わっていく…同時に美穂子も、マスターの言う通り、スイッチが入り従順な奴隷のようになって…
美穂子:『ぁぁ……はぃぃっ…』
羽生は初めてみる美穂子のマゾ性を出した姿を興味津々で見ている…
美穂子は従順になり、マスターと羽生の方に向くとタイトスカートの裾いっぱいに脚を開かせられると、羞恥に満ちた表情で恥ずかしさに顔を横に向ける…
マスター:『ふふ……いいぞ…そのまましてろ?羽生さんが見てるだろう?ちゃんと…スイッチ入ったドM顔見せてろ…』
マスターの手は、開かれたタイトスカートの中に潜り込んでいく…真理子とは違う細身で程よく付いた肉付きの太腿を触れながら、マスターの手は股間に触れられ……美穂子は小さく喘ぐ声を上げて…
美穂子:『あぅぅっ…んんっ…ぁぁ…』
マスターの手はタイトスカートの中で見えないものの…美穂子の敏感で弱い部分を心得ているように触れる…
美穂子は、マスターの指示に従うように、羽生に目を細めて感じてしまってる表情を見せる。
羽生:『ふふ…美穂子さん、そんな顔するんだ?知らなかったなぁ…いつもの女社長のイメージとは全然違うんですね…こんなに厭らしい女だなんて…』
美穂子は、マスターの手の快感に身体をビクッビクッと震わせている。
マスター:『羽生さん…そうなんですよ。いつも話してたでしょう?美穂子のプレイ話…女社長なんて肩書きだけ……本当はただのマゾ牝なんですから……ん?なんだ?今日は気取って下着着けてるのか?いつも…着けてろって言ってる貞操帯はどうした?』
美穂子はマスターの肩をしっかり掴んで、股間の刺激に堪えながら、マスターを見て…
美穂子:『今日はお仕事でタイトスカートだから履けません。…履いてたら外からバレちゃうから……ごめんなさい…あぅぅ……』
美穂子は、女社長の顔はなく…従順に謝りながらも、マスターの巧みな指使いに合わせて、腰をクイッと揺らしてしまう。
そんな姿を見て、羽生はマスターの「貞操帯」という言葉が気になり、聞き返す…
羽生:『貞操帯ですか?マスター?…もしかして、マスターと美穂子さんの関係って…美穂子さんにそんな事まで……』
羽生の言葉を背中越しに聞くマスターは、タイトスカートの中から手を抜くと、その触れていた指先を美穂子に見せて匂いを嗅ぐと、美穂子と視線を交わしながら…
マスター:『ん?ふふ…羽生さん、他の客には内緒でお願いしますよ?マスターがお客に手を出してるってバレたら困りますから……そうですね…美穂子から言わせましょうか…言ってみろ?羽生さんに…』
美穂子は、マスターの手がスカートから離れて…その言葉を聞くと椅子から、すっと立ち上がり二人の目の前で、タイトスカートのホックを外し…ジッパーを下ろしていく。タイトスカートは足元に落ち、スラッとした長い脚……黒いストッキングを纏った、その股間には白のレースを足どったショーツが透けて見せて…
美穂子:『はぃ…東堂様…羽生さん、私は、東堂様に…この身体を捧げて飼われてます…貞操帯も着けて頂いてます』
美穂子は、そう言うと頭を下げてお辞儀をして、東堂の傍らに立つ……
東堂:『ふふ…美穂子…いいぞ…さぁ…今から、たっぷり可愛がってあげるからな…こここから、散歩で連れて行くか…』
東堂は、ポケットから真っ赤な細い首輪を手にすると、羽生の見てる前で、美穂子はその場で上着とブラウスを脱ぎ下着姿になり四つん這いになる…
東堂:『羽生さん、今日はここで閉店させて貰います…羽生さんと真理子さんのプレイを見たら…我慢出来なくなったので……美穂子を呼んだんです。次は、真理子さんと一緒に……楽しみにしてめすよ…それじゃあ……美穂子、行くぞ…』
東堂は立ち上がると、羽生にそう言い、美穂子の首に手にした首輪を掛け、リードを取り付ける。
美穂子は、スリムな身体に似合わない大きな尻を羽生に向けて奥のプレイルームへと東堂に連れられて四つん這いで歩いていく。
羽生:『マスター…真理子から連絡来たら、お伝えしますよ。その時は是非……美穂子さんも一緒に…』
東堂は振り返るとニコリと微笑んで奥の部屋のドアを開いて二人で入って行くのだった。
(続く)
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