夕暮れ時…帰宅をするサラリーマンやOLが電車をホームで並んで待っている。その中に真理子も並んでいると、ようやく電車が到着して…乗客が降りると、真理子はゆっくりと足を電車に踏み入れる。混雑する車内を見て、真理子は自分の降りる側のドアの近い所に立って、手摺を握ると、夕暮れ時の帰宅を急ぐ人の様子を窓から見ていた。
すると、発車の警告音と共に、いきなり、飛び込んで入ってくる人の圧に真理子は後ろを振り返る。
若い大学生だろうか…彼らが肩に掛けているショルダーバッグには○○大学American football clubと金文字で書かれているのを見ると部活動帰りの大学生とわかる。
混雑している車内に一気にそんな大柄な大学生が入って来て…
真理子は、大柄な男達に背後を囲まれてしまうと、直ぐに男達から視線を避けるように背を向けて窓の外を見る事しか出来なくて…
「帰り、ラーメン喰いに行かない?」
「あ、ラーメンなら…○○亭がいいな…大盛りで喰いてぇ…」
そんな大学生の会話が真理子の耳元に聞こえてくる。真理子は、夕暮れ時の街の風景を見ていると、暫くして、大学生達の会話が途絶えている事に気づく…
真理子はガラス越しに大学生達を見ると、その視線が自分のお尻に向けられているような気がして…窓の外を見ながらも、真理子の意識は大学生達に向けられていて…
大学生達の息遣いさえも、真理子は気になり、小さな声の囁きが聞こえて来る。
「なぁ?ヤバくね?…この…尻…凄いエロいよな…」
「バカ……聞こえるって…」
大学生達のうち、二人の会話が聞こえて来る…
「やっぱり…見てる…」
真理子は大学生達の言葉に、真理子を厭らしい目で見てるのだと、真理子の頭の中では、淫らな妄想が始まり…
ワンピースの中はボディストッキング一枚だけ…
それに、下のストッキングは羽生に破かれて、尻臀だけは剥き出しで、覆っているのは、ワンピースの布だけで…
大学生達の目は、そのワンピースを透けさせるように見てるだろう…
真理子の尻臀を見て興奮して、その大きな身体に見合う太い肉棒を固くしているのだ…
それだけでも、真理子の羞恥心は煽られているのに…
更に、そこは、先程まで羽生に散々、弄ばれ、精液で汚された尻臀…こんな大勢に犯されたら……
「あぁ…また…変な事、考えちゃう…」
真理子の中で、妄想が暴走して、興奮が止まらない。羽生に最後にした口奉仕が思い出されて来る…口の中が…また奉仕したいと唾液を貯めてしまう。
すると、突然…現実に戻すように、次の駅に着くアナウンスが車内に流れる。
大学生達は次の駅で降りるのだろう…床に置いていた大きなボストンバッグを持ち上げる。
次の駅に着くと…真理子の前のドアが開く。大学生達が真理子の横を次々と通り過ぎて降りていく。ニヤニヤとしながら、真理子をチラッと見て……
「エロっ……マジ…すげぇエロい目してたぁ……もしかして、痴女?…あはは」
ドアが閉まる直前、降車した大学生達の会話が聞こえてくる。
真理子は、大学生達の後ろ姿をドアのガラス越しに見ながら…他の乗客に見られないように、片手で軽く乳首を摘むと目を細めながら、ガラスに映る自分のはしたない姿と向き合い帰宅して行くのだった。
(続く)
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