羽生は天井の片隅に視線を向ける…そこには良く店で見かける赤いランプが点っている防犯カメラがあった。羽生は、そのカメラを見て微笑む……
それは、マスターが個室でもしもトラブルが起こった時に観ている監視カメラで別の部屋でモニタリングする事が出来ていて、ランプが点いている時はモニタリングしてるというシグナルで…
真理子は、そのカメラにも気づかず、服従の姿勢で畳に顔を伏せている。
羽生は後ろから真理子の背中で固定された手首の縄に手を掛け解き始める。
まだ、全裸の羽生の股間は、固さは無くなったものの、まだ太さを残したまま、ダラりと真っ赤な亀頭を垂れさせている。
羽生は、縄を解こうとしながら、わざと、その肉幹を真理子の花弁に触れさせて…
真理子:『はぁぅっ…んっ…』
まだ濡れている花弁は、愛液と精液を吸った肉幹に触れられると、その刺激が真理子に小さく甘い吐息を吐かせてしまう…
羽生:『おや?…縄…痛かったかい?』
羽生は、その反応に気づいてニヤリと微笑みながら、縄を解くが、真理子は無言で顔を横に振るしかなくて…
手首に縛られた縄は解け、次に乳房の縄も解けると、真理子は膝立ちになり、手首と胸に残った縄痕を見る…
白い肌に残る桜色になった縄の紋様…真理子は痺れるように甘い痛みを残す紋様に指を触れさせる…
まだ熱を帯びた痕は真理子の快感の残り火のようで、真理子は何度もその縄痕に指でなぞり…
ふと、羽生は壁に掛けられた時計を見ると、既に午後五時を回っている。
羽生:『そろそろ時間かな?何時に帰るんだい?』
真理子はふっと現実に戻され、羽生の方を見る…
真理子:『あぁ……六時には帰らないと…』
真理子の視線は全裸の羽生に向けられると、目のやり場に困る…真理子を責めていた肉棒が、そこにはあるのだ…
背後で責めていて見る事の出来なかった肉棒は平静になりつつも、その肉塊は、牡の精力を漲らせていて、更に、先程ま真理子の体を悦ばしていた残り火が感じられる…
真理子の視線は、そこに向けられ離す事が出来なかった。
羽生:『触っていい
ぞ……。』
羽生は真理子の心を見抜いたように…真理子に低い声で一言呟くと、真理子はその手を躊躇いもなく肉塊に触れてしまう。
もう、真理子の中で1度理性の箍が外れたのか…
真理子はその肉塊の竿の部分を撫でる。
羽生:『舐めろ……。』
羽生は真理子を見下ろすと、また一言呟き、真理子の髪を撫でて…
真理子は、竿に触れていた手を止め…羽生を見上げて、しばらく見つめる。
真理子の中に妻としての自我が無いわけではない…
「してはいけないっ!」
それは、真理子自身わかっていても、身体が…脳が…真理子の中で答えの見つからない何かが、真理子を動かし……真理子は目を潤ませて一言…
真理子:『はぃ……』
竿を手で支えると亀頭に軽く唇を触れさせて、ゆっくりと口にそれを含むと唾液が溢れ出して舐め始める。
真理子の口の中には、羽生の牡の精と真理子の牝の蜜が広がり、初めてする性交後にする奉仕に嫌悪をもたらすはずの行為が何故か身体が火照ってしまうのだった。
真理子:『んんっ…ちゅっ…んふっ…んぐっ……んふぅぅっ…』
真理子は羽生の肉塊を口の中で舌を絡め、その固さの少ない肉幹を唇で抽送を繰り返し、鼻息を荒くして奉仕する。
愛しい…欲しい……
そんな気持ちが真理子の中で芽生え始め、目が潤み始めると突然…
羽生:『もう……いいぞ…止めろ。』
羽生は真理子の口から肉幹を離す。真理子は突然の言葉に口元から唾液を零して見上げる。
羽生:『もう、帰るんだろう?そのまま…服を来て帰っていいよ。』
真理子は悲しげな目で、羽生を見つめると顔を俯けて…
真理子:『はぃ…』
そして、羽生は部屋にあるクローゼットから着て来た真理子のニットワンピースを渡される…
「このまま…帰れ…」
羽生は真理子にそう言うように、ワンピースを手渡すと真理子はそれを手にして
ワンピースを身に纏って行く…
ワンピースに袖を通してスカートを下ろしいくと、剥き出しの尻に手が触れる…
そこには、羽生の精液の残液が手に付く…
羽生は、後ろを振り返り服を着始めている。
真理子は、こっそりと、その手を自分のお尻に塗りつけて、真理子はその手の牡の香りを嗅いで熱くさせてしまい…止まらない火照る身体を燻らせていて……
すると…突然……ドアの開く音が聞こえて…
「ガチャっ……!」
(続く)
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