「こんにちは。香代」
駅前に到着し橘に遭うなり、香代はピンクの楕円形のローターを手渡された。
「リモコンで動きます。こんな風に」
手渡されたローターが香代の手の中で振動することに驚く。橘は微笑む。
「穿いてるんでしょう? そのポケットに入れてください。分からないなら私が手伝いましょうか」
「出来ます!…あのトイレで」
「後で確認させて貰いますがよろしいですか?」
トイレから出てくると香代にリモコンローターのテストをすることにした。"最小"の振動が音もなく香代の敏感な部分を刺激する。
「振動しますか?」
「はい。…。あまり、その、動かないんですね」
「リモコンですからね。期待を裏切っちゃったですね」
橘はローターの動きがこれ以上振動しないと嘘をつく。
「ここでパンティを下ろして、ポケットに入れたのか見せてくれますか? それとも後にしますか?」
駅のホームを見渡す。平日昼間とはいえ疎らに人は居る。
「後にします」
「分かりました。後でちゃんとポケットに入れたのか確認させて貰いますよ」
香代と橘は電車に乗り込む。
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