香代はマジックミラーを正面に和式トイレを使うように股を開いてしゃがんむ格好になる。男は和式トイレに例えると金隠しにあたる所に頭(目鼻口)があるので、香代が目を下に向けると男の頭がある。
「ぃやぁん。…。」
男の舌先が陰唇に触れたのだ。舌先でなぞるように突起部分であるクリトリスを探していく。黒々した縮れた毛の茂みが男の唇や鼻を撫でる。
「あッ…んああぁッ…気持ちぃ」
ペチャペチャと犬のようにクリトリスを舌先で舐め回す。鼻息を吹きかける。鼻から空気を吸い込む際に鼻腔に陰毛が入ってくる。
「あン…だめッ…そこぉ…」
クリトリスを舐め回していた舌先で突っついたり、口に含みブチュブチュと卑猥な音を立てながら吸い込んだりと刺激を与える。
マジックミラー越しでは、縄を解かれたパイパンの女が鏡に手をつき乳房を押し付けられ後ろから男に犯されている。突かれる度に鏡に乳房が押し付けられて変形させていた。
香代は目の前の光景を視ながら尖った乳首、乳房を両手で揉み回す。男の舌先の動きに逢わせるようにしゃがんだ腰を前、後ろと動かす。男が立てる『ブチュブチュ。チュパチュパ。ズぅズズッ』の卑猥な音が香代の快楽を引き立たせる。
「あン…だめッ…気持ちいぃ…あッ…んああぁッ」
香代は両手で男の頭を掴み股間に押し付け、お尻を回すように動かす。男の荒い鼻息、口から溢れる生暖かい吐く息を肌が感じる。
「はぁ…っッ…」
股間を男の顔に押し付けたことでクリトリスを刺激する舌先の感触が増す。また男の舌先の動きに強弱が加わり敏感さも増していく。
「は…ぃッ…イクイク…ぅ…気持ちぃい…だめッ…あッ…んああぁッ」
マジックミラー越しの男女の絡みも終わったのかシャッターが閉められてた。今は鏡の状態に戻っている。男は暗い部屋の壁に手を伸ばし、なんとか照明を点ける。
香代は潤んだ瞳を下に向けると口の端を吊り上げ妖艶な笑みを浮かべた。男のクンニの気持ちよさ、そして視られることで得る快楽に溺れていくのであった。
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