香代はベンチの上で和式便器に跨がるような格好でしゃがんだ。膝までショーツを下ろした香代は羞恥ではにかんでしまう。
「お願いですから、見ないでください」
「無理ですよ。憧れの奥さんのおしっこするところが見れるのですから」
男は香代の開いた股間を覗くように腰を屈める。暗いとはいえ街灯の下では良く見える。
股間の黒い茂みからチョロチョロと次第にシャーと音を変化させ放尿の勢いを増していくと、その時私たちの死角になる場所から男女のカップルが現れベンチの前を通りかかる。街灯の下での女の放尿を二人は驚いた顔で見ていたが、カップルの女が男の眼を隠すようにして足早に通り過ぎて行った。
香代は恥ずかしかった、目の前の男以外にも放尿している様子を視られたことが。しかも、止めようにも止まるどころか勢いを増していく放尿に。
ベンチの上から地面に迸る液体が股間の黒い茂みから放出される様は男にとって壮観である。しかもカップルに視られ勢いを増すのだから。ベンチ下の地面は放尿により音を立てながら濡れていく。
「視られてしまいましたね、奥さん。しかも凄い勢いで出るおしっこを。夜とはいえ此処は明るいですから丸見えですよ」
「嫌ッ、言わないでください」
放物線を描くような放尿が滴になり、そして止まる。
「あの紙を…。」
「どうぞ」
「足りないので、紙を…。」
「2回目以降は私が拭いてさしあげますよ」
「大丈夫ですから、あの、紙を」
「良いものを見せて戴いたのですから譲れませんよ」
香代は諦めて紙(ティッシュ)の束を受け取り、股間に持っていく。その様子を男は見落とさないようにじっくりと見ていた。香代は嫌だった、真剣な眼差しで紙で拭くのを視られるのが。
「では、私が拭いてさしあげますね」
正面にしゃがむ香代の股間に紙を持った手が伸びていき、お尻から前のほうに紙を黒い茂みの中に沈めていく。紙に残った尿が吸われ濡れていくのが分かる。3度目には尿とは別の粘りのある液体が紙に付いて糸を引いていた。男は下卑た笑みが自然と出てくる。
「奥さん、ナニを考えていたんですか?」
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