疲れ切った体をリビングのソファーに横たえながら、明美はボンヤリと視線を宙に泳がせている。
スカートは廊下に脱ぎ捨てられ、ボタンの外れたブラウスから胸を露出させたまま、もう1時間近くもそうしていた。
頭の中ではぼんやりと、残りの4枚の行方を考えていた。
男が持ち去ったであろう4枚の写真・・・
私の乳首を見て、男はどう感じただろうか・・・
クリトリスを剥いてカメラのレンズに突き出す女を、どう思っただろうか・・・
大きく口を開き、舌をいっぱいに伸ばす女を・・・・自分の口を『穴』として差し出す女を、どんな言葉で罵っただろうか・・・
そんな事を思っていると、無意識に指がクリトリスに伸びていった。
もう何度もイッたはずなのに、全身が疲れ切るほどオナニーをしたはずなのに・・・
指はクリトリスを押し潰しながら左右に揺れ、膣の中からは愛液が溢れ出していた。
妄想の中では顔の見えない男が、床に置いた写真を覗き込んでいた。
下半身には何も着ていない男。
勃起して脈打つ男性器の先から溢れる汁。
腕の動きに合わせて小刻みに揺れる後ろ姿を想像していた。
そんな妄想に明美は、体の芯で快楽が高まっていくのを感じた。
目を閉じるとそこには男がいた。
横たわる明美の足の間で、勃起したチンポを扱いている。
(淫乱女・・・)
そんな声を想像した。
明美は写真の中と同じようにクリトリスの皮を剥いて突き出していく。
(変態マゾ・・・)
頭の中に男の声が響く。
明美の反対の手は、写真の中と同じように乳房を掴んで持ち上げていた。
妄想の男の射精が近づいたのを想像した。
そして大きく口を開き、舌をいっぱいに伸ばした。
ドクッ・・・
妄想の中で男が射精を始めた。
ドクッ・・・ドクッ・・・ドクッ・・・
血管の浮き出たグロテスクな肉棒がビクンッと跳ねるたび、熱い精液が明美に降りかかった。
一筋目は乳房から腹にかけて、二筋目は上唇から首筋に伸びた。
空想の男の射精はいつまでも続き、明美はその顔も胸も乳首もクリトリスも・・・髪の毛まで全てが精液に汚されていった。
妄想が終わるまでに、三度もイッた。
明美はゆっくりと、テーブルの上の紙に手を伸ばした。
顔に近づけ、その匂いを嗅いだ。
そして紙の中央・・・汚れて波打った場所に舌を近づけていった。
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