逃げるように自宅の玄関の中に入った。
心臓がバクバクと高鳴っていた。
急いで歩いたせいではない汗が 全身から噴き出していた。
明美は手に持ったままの紙に視線を落とす。
そして男子トイレの中でしたのと同じように 指をスカートの中に伸ばしていった。
理由もわからず、そんな気がしていた。
なぜだかは分からなかったが予感を感じていた。
だから家を出る前に下着は脱ぎ捨てていた。
誰か、あのトイレに入っただろうか・・・
床に散らばる写真を見ただろうか・・・
写真を見て、どんなふうに思っただろうか・・・
そんな事を考えながら公園に向かった。
見ていてほしい、いやらしい女だと思ってほしい・・・
そんな事を考えると 公園につくよりもずっと前から 太ももの内側を愛液が垂れ落ちていった。
いつもよりもずっと短い時間しか ベンチには座っていなかった。
数分で待ちきれなくなり、公衆トイレに向かった。
そしてそれを発見した。
床には1枚の写真があった。
そしてその写真の中央・・・2本の指で広げられたマンコの部分に、べっとりと精液がこびりついて乾いていた。
それを見た瞬間、頭の中で何かが弾けた。
理性が吹き飛び、何も考えられなくなり、立ったままクリトリスを弄っていた。
知らない男がここに来た・・・
私のクリトリスを見た・・・
下品なポーズの私を見た・・・
そして 私に欲情した・・・
チンポを固くして 扱いた・・・
そして精液を私に・・・
そんな事を考えながら 男子公衆便所の真ん中で、明美はガクガクと膝を震わせ、腰を前後に揺らしながら絶頂した。
自宅の玄関でも、同じようにクリトリスを弄った。
イってもイっても 指は止まらなかった。
そのうちに膝に力が入らなくなり、玄関に跪いた。
冷たい床のタイルが 明美の意識を男子トイレに飛ばした。
汚いタイルの床に跪いている妄想の中で 明美はクリトリスを弄り続けた。
自分に向かって勃起したチンポを突き出す男を想像しながら、その男に見られながらオナニーをする自分を想像しながら弄り続けた。
脳裏には体験したことが無いはずの 跪いた高さから見た男子トイレの光景が広がっていた。
立っている時の視界よりも 汚い床が近かった。
白い陶器の小便器の裏側が見えた。
そんな光景を思いながら、明美は自宅の玄関に存在するはずのない小便の匂いを感じていた。
※元投稿はこちら >>